タバコμ’s 星空凛 コスプレ衣装 を1本手に取り火をつけて紫煙を夜空に流す。 近頃は喫煙者に厳しい世の中になったものだと思いながら、じゃあ私は何で吸ってるんだと聞かれたら、まだその理由はよくわかってない。 先輩に誘われたから、上司が吸ってたから。口が物寂しかったからかもしれない。ともかく初めて吸った時の理由はよく覚えていない。ただ1つ確かなのはこの休憩中に吸わないと休憩時間終了後から仕事が手に着かないということだけだ。東京の切り取られた空はネオンライトのせいか星が見えずらい。 そういえば昔沼津、内浦に行ったときは星がプラネタリウムよりも広く、世界のどこまでも広がる星空を見たのを思い出した。もう遠い夢の彼方にある記憶だけれど、あのとき目が覚めるほど感動したことを今でも覚えている。
ふーっと紫煙をまた夜空に流す。下に光る車のライトが蛍のように光っては遠ざかり、街灯が物寂し気に道路を照らしている。時刻は午前3時。草木も眠る丑三つ時なのに世界はまだ眠らないらしい。いつからか世界は光を手に入れて不眠症になっていったと思う。いつもどこかで誰かが活動して、眠たげに目をこする夜を起こしては騒いで、朝日とともに溶けるように眠っていく。かくいう私も夜空を照らす光の一部となってこうして仕事してるわけだけど。ラブライブ 渡辺曜 コス衣装スマホを見るともうすぐ休憩時間が終わりを告げる。ちょうどタバコも吸い終わる。携帯灰皿に残りを突っ込みビルの屋上から出る時にスマホをタップして待ち受けを表示すると笑顔の彼女が私を見ていた。「行ってきます、しずくちゃん」画面にキスしてみても返してくれる言葉がないのは仕方なく、隣で微笑んでる過去の私がなぜだか今の私にドヤ顔で笑ってる気がして憎たらしい。唇に冷たい感触を味わいながらドアを開けた。
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