ふとその花が目に入って、ルビィっぽいなって思って

 曜ちゃんはμ’s 園田海未 コスプレ衣装不思議な返事をした。すごく気になるけれど今はすんなり外に出れたことに喜ぼうかな。でも、出た後何処に行けばいいんだろう。よくわからないから学校を回ろう……と思ったけれど薄暗いので中庭にしよう。「ちょっ、、、どこ行くのよ！」廊下を歩いていると、そんな慌てた声に止められた。振り替えるとなにかを抱え息を切らした、善子ちゃんがいた。それは紙袋に包まれていてなにかは確認できない。プレゼントなんだろうな。とは思うけど、もうもらってるからなんなんだろうと、悩んでしまう。「だって、善子ちゃん、何処に行けばいいか教えてくれなかったんだもん」「そう言えばそうね。それは悪かったわ」善子ちゃんが名前を訂正しなかったことに驚いてしまう。なにをはなそうかと、悩んでしまう。ここ最近、善子ちゃんと二人になると緊張して言葉が出なくなってしまう。「それより、これ……その、私から」そうして黙ってると、善子ちゃんは大事そうに抱えていた紙袋を私の前に差し出し、言った。袋の封は閉められてなくて、受け取りながら確認してみると、中には小さい花が咲く鉢植えが入っていた。「かわいい」「……ふとその花が目に入って、ルビィっぽいなって思って、」照れたように話す善子ちゃんを見て、嘘なんだなと思った。きっと探してくれたんだ。私に合う、私に渡す花を。理由はわからないけれど、たまらなく嬉しくて、善子ちゃんの顔を見れないと思った。きっと今見ると、嬉しくて笑っちゃうのが、恥ずかしくて真っ赤なのが、ばれちゃう。「る、ルビィ？」なかなか顔をあげない私を心配したのか、不安そうな声が飛んでくる。「ありがとう。善子ちゃん、すごく嬉しいよ！」「っ………そう、そっか、ふふっ」そういった善子ちゃんはルビィより嬉しそうに見えた。「そういえば、これって何の花？」「ポーチュラカって言うらしいわよ」「へぇ、そうなんだ………花言葉とかあるの？」「はっ、、はなっ、ことばっ、は、えっと……なんだったかしらね」ひどく動揺するラブライブ 渡辺曜 コス衣装善子ちゃんを見てると、いい言葉なんだろうな。そう思うとまた嬉しくなった。