終えたユースティアナは、宮殿の中にある自分の部屋に入るとベッドに倒れこんだ。「今日も疲れました。このごろは公務がつまっててやたらと忙しいですね」 ふとペコリーヌは左耳についていたmimiを取り外して自分の顔の方に持ってくる。「最後にユウキくんとリアルで会ったのが半年前、ゲームの中で会ったのは3ヶ月前か…今ごろユウキくんはなにをしているんでしょうね」ペコリーヌはベッドから起き上がり窓から夜空を眺める。キラキラと星がまたたいていた。「私のこの気持ちをユウキくんに伝えたどうなってしまうのでしょうか?」(一国の王女が普通の男の子と付き合うことになったら、国民は許してくれるでしょうか。それよりも、ユウキくんの生活がめちゃくちゃになってしまいそうです。でも、私は自分の気持ちを否定したくありません)ペコリーヌはため息をつきつつ、mimiをじっとみつめた。翌日国王に呼ばれたユースティアナは国王がいる書斎に向かった。「お父様ユースティアナです」「入りなさい」「失礼します」 ユースティアナが書斎に入る。「ユースティアナ、来月の話なんだが…」「はい、お父様」「レジェンドオブアストルムの運営の定期報告を聞きに日本に行って来てくれ」「わざわざ日本に行くのですか?定期報告ならリモートで十分なはず…」「直接会わなければ分からないこともあるだろう。お前が日本での記者会見で行っていたナイトとかな」「あっあれはですね。えっと」「分かっている。お前が聡明な人間だということは分かっているが軽率な行動は慎むように」「はい分かりました。私日本に行ってきます」プリコネR ミヤコ コスプレ衣装ペコリーヌはおじぎをして書斎から出ていく。宮殿の廊下を歩きながらユースティアナは考える。(日本に行ってユウキくんに会ったら、私の気持ちを伝えなきゃ)すでにユースティアナの頭はユウキのことでいっぱいだった。
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