あの、我が家が犯罪の現場になるんで

 「おかえりー、VTuber 笹木咲 コスプレ衣装アンジュ」キッチンから帰ってきた私を、郡道先生が出迎えた。テーブルには他に尊さまと詩子お姉さんがいるものの、2人はテーブルに突っ伏してたり座布団に寝転がってたりしている。「あれ、寝ちゃったんですか?」「2人ともちょっと酔い回っちゃったみたいでさ〜、ちょっと水飲ませたらすや〜って寝息たてちゃった」持ってきたお酒とおつまみをテーブルに置き、席につく。ほんのりと紅潮した顔で寝息を立てる2人。おつまみを口に放り込みながら郡道先生はチューハイをクイっと飲み始めた。「寝てるからって襲っちゃダメだよ?アンジュ」「しないっすよ!」にしし、と笑う郡道先生。オンラインでもオフラインでもこの人の自由なところは変わらない。さっき私にチューしてきたのも先生が最初だし。「えー、アンジュが酔い潰れた女の子に手出すとこ見たかったなぁ…」「いやしない…けど、郡道先生ならしそう…」「え、して欲しい?」「いや、いいです。あの、我が家が犯罪の現場になるんで」尊さまと詩子お姉さんの貞操、そして私の名誉を同時に守りつつ、私もおつまみをポリポリと食べる。こういう空気も宅飲みの醍醐味だろう。「ふーん、じゃあアンジュに手出すわ。アンジュ〜おいで〜♪」「なっ!?ちょ…!」不意に抱きつかれ、身体中をまさぐられる。お酒の匂いと香水のような先生の甘い匂いがふわりと鼻腔をくすぐる。「うわぁ、アンジュあったか〜い♡相当酔ってるねぇ」「ま…待って!どこ触ってるんですか!」私の背後にまわった先生の手は私の腕の下から胸へと伸びていた。手癖は非常に悪く、服の隙間から中へ入ろうとしているのは明白だった。反射的に自分の胸を押さえるように防御する。「へぇ、こうやって触ってみると結構柔らかいんだねぇ♪」「レビューなんか要らないですから!ちょっと…あの…はなして……あっ!」するり、と服の隙間を探し当てた先生の手が私の『素肌』に触れた。葛葉 アイドル衣装 コス衣装とっさの刺激に思わず声を出してしまった。それも普通ではない、少し上ずった声を。「…あれぇ?アンジュ〜?」「………」触られたまま、無言を貫く。間違いなく聞かれてしまった。「今喘いだよね?」「…いえ」「気持ちよかった?」「…いえ」「ふ〜ん…」先生の手が私の服の中でゆっくり動く。まるで肌の上を滑るような、先程の動きとは反対といえるものだった。「も…もうやめ…」そして先生の両手は左右のある一点で止まり、人差し指がその点を優しく突くと、

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