千歌ちゃんが謝ることないよ

 「リリカ高海千歌 花冠編 コスプレ衣装ちゃんに手を出すな！　曜ちゃんの大切な妹なのだ！！」「なら、てめぇも捕まえてやる！」リュウヤは千歌を睨み付けた。(えっ...？　何したの...？)千歌はうつ伏せに倒れた。リュウヤは、右手にリリカを、左手に千歌を掴み、ドラゴンになり飛び去った。弘樹、曜、梨子。弘樹はどこかの森に着地した。曜と梨子を降ろした。「どうやら、負けたみたいだな。リリカの魔力が弱くなっている」「リリカちゃん！！」曜は走りだそうとしたが、弘樹に止められた。「曜。行くな！」「どうして！？　助けに行かなくちゃ！！」「今のお前が行った所で、何もできない。お前にもしものことがあってはならないんだ！」「それでも、私は行く！！」「落ち着け！　曜！」弘樹は両手を、曜の両肩に乗せる。「リリカは強いはずだ。助けに行かなくてもあいつなら大丈夫だ！　だから、お前は黒鉄を習得するのが先決だ。それから助けに行こうな」「うん......」曜はあまり浮かない表情した。「あのぅ」「どうした？　梨子」「千歌ちゃんが来ないのだけれど……」「あの馬鹿！　あいつもかよ」サルデーニャ自立州。カリアリ。リュウヤは飛び降りた。まるで、採掘場のような場所だ。どうやら、刑務所みたいなようだ。しばらくして、リュウヤは飛び去った。リリカと千歌は、牢獄の中に入れられた。「いて！　もっと丁寧に扱えよ！」手下の一人が牢獄を閉めて、鍵をかけた。そして、去った。「おい！　ここから出せよ！！　出せって言ってんだろうが！！」「リリカちゃん、落ち着こうよ」「誰かいるの？」女性の声が聞こえた。「誰だ！？」「その声、リリカちゃん？」未来ハーモニー 虹ヶ咲 コス衣装「誰だ？　お前」奥にいたのは、穂乃果だった。「えっ！？　穂乃果さん！？」「穂乃果！？　なんでこんなところに！？」「いやー。私もびっくりだよ。二人がいるなんて。自分の娘と友達がいるんだもん。弘樹くん、元気？」「弘樹さんは.......」「やっぱりね。なんとなく、わかっていたよ」「ごめんなさい......」「千歌ちゃんが謝ることないよ。それよりもここから出ないとね」