ひょっとして、それが魔法少女のあるべき形だったりして

 みたま​​​​​​​ピエロ 丸山 コス衣装「いらっしゃ~い…何、また冷やかしぃ?」昨日の件で、どうやら調整屋はちょっとご立腹のようだ。やちよ「安心して。今日はちゃんと用があって来たから。」みたま「なら良いんだけど、その用があるって子は誰?」香澄「あ、私です!」みたま「まぁ、香澄ちゃん!?一体どういうこと?」うい「実は──。」ういは、昨日起こった出来事を話した。………。みたま「なるほど、そういうことね。事情も分かったことだし、それじゃあ香澄ちゃん、ふ──。」やちよ「みたま。」何かを言おうとしていたみたまをやちよが圧をかけて制止する。みたま「やだねぇ、やちよさん。冗談に決まってるじゃな~い…。」この圧には、流石のみたまもたじろいでしまったようだ。香澄「みたまさん、何言おうとしてたんですか?」いろは「香澄ちゃんは知らない方が良いよ。」過去に自分も同じ目に遭いかけてるので、これ以上被害を増やしてはいけないと、いろははそっとツッコんだ。みたま「気を取り直して──それじゃあ香澄ちゃん、そこの寝台に横になってもらえるかしら?」香澄「あ、はい。」………。みたま「深呼吸して~…リラ~ックス…。」まずは調整に入るための下準備。調整のやり方は事前にレクチャーされてるため、まずはこれで心身共に落ち着かせる。みたま「それじゃ──いくわよ。」香澄「…っ!」みたまが香澄の心臓辺りに手を置くと、ゆっくりと香澄の体内に入り込んでゆく。同時に香澄は、苦悶の表情を浮かべていた。みたま「落ち着いて~…。」その言葉を聞いて、香澄は少し楽になったようだ。………。みたま「──はい、調整終わりよぉ。気分はどう?」香澄「なんだか…ポカポカしたような感じです!」みたま「そう…なら調整は上手くいったようね。それと、ういちゃんの仮説はちゃんと立証されたわよ。」ピエロ 白鷺 千聖 コス衣装一通り悩みが解決されたところで、みたまが続けた。みたま「それにしても…ソウルジェムの力を宿した心臓ね…。ひょっとして、それが魔法少女のあるべき形だったりして。」フェリシア「どういうことだ?」言葉の意味を汲み取れなかったフェリシアが自然と質問する。みたま「おかしいと思わない?なんでわざわざ命をソウルジェムに移す必要があるのか。」やちよ「確かキュゥべえは、『身体は外付けのハードウェアでしかない』って言ってたわね…。」

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