白魔術と黒魔術はこの世にあってはならないものです

 シオンホロライブ 戌神ころね コスプレ衣装がまだホロライブに入る前の話。まだちゃんと学校に通ってた頃、稀代の天才魔法使いだったシオンは学生であるにも関わらず教鞭を執っていた。とは言ってもあの時代は黒魔術はあまり人気な魔術ではなかった。だからシオンの講義を聞きに来る学生は少なくて、暇だったのはしょうがない事だと思う。まあ、教鞭を執っていたのは講義をすれば自分が講義に出なくてもいいと学長に言われたからだが。特になにかある訳でもなく、ただ魔術の研究をするだけの日々。よくそんな退屈なこと続けられたものだと今なら思うがあの時はそれが楽しかった。でも年に一回、必ず出なければならない学会がある。これがもう退屈で仕方ない。なぜこんなことに時間を費やさなければならないのか。そんなことを思いながら講堂の廊下を歩く。「はあ、今回は何時間コースかなぁ…?」「約30分だよ。」!?隣に知らない美少女が居る。誰だこいつ。「ふふっ面白いね君は。僕は白魔法を専門とする魔法使いだよ。紫咲シオンさん。」有名人に出会えて光栄だなぁと言っているがなんで講義時間を知っているのか。「今日講義をするのは僕だからね。後、さっきから声に出てるよ。」僕の講義、ちゃんと聞いててね。彼女はそう言って立ち去っていった。変なやつ。そう思いながら席に着く。名前も知らないジジイの長ったらしい口上が終わると講義が始まる。もうこの時点で何回寝かけたことか。ぼーっとする頭で壇上を見ていると彼女が出てきた。彼女の第一声は衝撃的だった。今でも覚えている。「白魔術と黒魔術はこの世にあってはならないものです。」彼女が言わんとしてることはつまりこういうことだった。曰く魔法使いは普通の人間より長生きで、ホロライブ5期生 獅白ぼたん コス衣優秀であればあるほど長い時と生きることが出来る。また、やろうと思えば白魔術も黒魔術も人間を長生きさせることが出来る。それは世界の断りに反すること。覚悟を持って魔術は学ぶべきだと。でもそれができる人は少ない。ならばいっその事無くせばいいのだと。何故なら魔法使いは大切な人が出来た時、選ばなければならないからだ。一緒に添い遂げるのか、それとも諦めるのかを。確かにその通りだと思う。能力があるとそれだけ責任がのしかかってくるから。だけどこの時のシオンはくだらないと一笑に付した。だから困ってしまったんだ。

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