今日はにじさんじ 緑仙 コスプレ衣装収録があるから事務所に来ているのだけど、あやめちゃんが時間通りに来ていることに少しだけ驚く。「おい、流石に仕事だってなったら余だってちゃんとするんだぞ!」迷子にならなかっただけ偉い、と伝えてあやめちゃんにぽかぽかと叩かれる。痛い痛い、やめて。頬を膨らませたままツンとした表情で正面の椅子に座るあやめちゃんに、この前あったあくあとシオンとの事を話す。最初は不貞腐れた表情のまま素っ気ない聞いていたやあめちゃんも、徐々にいつも通りの顔で聞いてくれる。夜中までホラーをやらされた挙句、怖がりすぎて朝まで話に付き合わされて大変だったと話すと、あやめちゃんは苦笑いを浮かべながら「あの二人はなぁ……」と言う。「あやめちゃんも何かあったの?」スバルが聞くと、小さく笑いながら首を小さく縦に振る。「余も最近は一緒に遊んだりはないんだけど、前一緒に遊んでる時から妙に仲が良いというか、巻き込んでくることが多くてなぁ」納得がいくような内容で、ちょっとだけ笑ってしまう。あの二人は一人一人でも引力があるのに、二人揃うとその引力は二倍どころではない。そしてなにより、巻き込んでいる自覚がないのが特にすごい所だと思う。あやめちゃんも良く巻き込まれてた印象が強いし、巻き込まれるというよりも、なんというか……引きずり回されている印象が強い。「あとな、なんというか……あの二人の中だけの暗黙の了解みたいなのがしょっちゅう見せつけられるというか……」「あぁ……わかる」この前の時もそういうのあったなぁ。あのコップの件は特に。その後も何も言わないでタンスの中から着替えだしてるシオンとか、何も言わないでベッドの上に紫色の枕用意して、当然のようにンゴちゃん 周央サンゴ コス衣装二人でベッドで寝てるとか、朝起きた時に紫色の歯ブラシを用意して渡してるあくあとか。思い返してみたら、阿吽の呼吸というか、何も言わなくてもお互いでお互いのことをしていることが多かったような感じだった。「余とスバルでもそんなことないもんな」「突然悲しいこと言うなよ」スバルの言葉にあやめちゃんが笑う。ちょっと、これは他の人にもいろいろあの二人について聞いてみたいなぁと思う。単純な興味本位ではあるんだけど、あの二人独特の空気管というか、本当にあの二人だけの世界をどれだけみんなが感じているかって興味が湧いてしまった。
コメント
コメントを投稿