「ルーナ?ホロライブ 戌神ころね コスプレ衣装
どした?」「んーなんか、ルーナはわがままお姫様になってしまったのらねぇって思って」「やっと気づいたのか」「えぇー」ひどいのらーなんて軽口をたたけば、スバルがスマートフォン越しに笑った。それを聞いて、ルーナもまた笑った。。。。気がつけばあっという間に2時間が経過していて、名残惜しいながらも通話は終わりに向かう雰囲気をかもし出していた。会話がとぎれがちになり、合間にどことなく気まずい沈黙が流れる。そのたび、ルーナは息を飲んだ。次にこの沈黙が破られるのは、スバルの「じゃあ、そろそろ切ろうか」の一言かもしれない。そう思うと胸が苦しい。「ルーナ」いやだ。「ねぇルーナ」いやだ。もっと、もっとしゃべっていたい。配信のことでも、今日のお昼ご飯のことでもいい。なんでもいいからもっと話して。「今日、連絡くれてありがとね」「……え?」「最近全然会えてないから、実はちょっと寂しくて」ちょっと恥ずかしそうにそういうスバルの声に、ルーナは耳を疑った。幻聴じゃないだろうか。だって、こんな都合のいい言葉が、彼女の口から聞こえるなんて。「チャットはしてたけど、それだってあんまり送ると迷惑かなーとか思うし」ルーナもそう。「それに、最近家にこもってばっかで、まじで配信以外誰とも話してないし……なんか、そんなときにルーナと電話できて、今日スバルすごい楽しかったんだよ」ルーナもそうなのらよ、スバルちゃ先輩。「……ルーナ?」「スバルちゃ先輩」「ん?」「だいすきなのら」「どうした急に」「えへへ」「えっ、怖」「怖くねぇのら、言いたくなっただけなのら」にじさんじ 夢追翔 コスプレ衣装「はいはい。スバルもすきだよ」「ちゅーする?」「しねぇよ! おやすみ!!勢いよく切れたスマートフォンを片手に、ルーナはベッドに横になる。惜しむ間もなく切られてしまったにも関わらず、ルーナの口元は緩んだまま直らなかった。そっけない通話終了の画面すら今は愛しい。「スバルちゃ先輩」ひとりごとのように彼女の名前を呟いて、そして、「だいすき」ありったけの思いを胸に、ルーナはそっと、画面にキスをした。次は直接、顔を見て伝えよう。一緒にパンケーキを食べて、何度でも「だいすき」って伝えるのだ。そう思ったら、全然会えないこの時間も、あっさりと乗り越えられるような、そんな気がした。
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