ビースト族の跳躍を舐めてもらっちゃ困るよあくあちゃん

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着地するから、口閉じて絶対開けないでね!」 「ひゃっほ~う!」なんであてぃし空飛んでんの!?ねえ待ってミオちゃんフブキちゃん!「3,2,1!」建付けの悪いエレベーターが止まった時みたいなガクン…ッという重力を感じて、体がびりびりびりッと震えた。し、心臓に悪い…!「はーいとうちゃ~く。あくあちゃんの最寄り駅ってここで合ってるよね?」「へ?」目の前にはよく見慣れたあてぃし達の最寄り駅。…さっきまで、乗り換え込みで10駅は離れた場所にいたはずなのに…!「…しっ…瞬間移動!?」「いやいや、ビースト族の跳躍を舐めてもらっちゃ困るよあくあちゃん。」フブキちゃんがふふん、と得意そうに鼻をこすって、ぐっと親指を立ててみせる。「私とミオの足にかかればこれくらいちょろいちょろい。」「特別サービスね。普段こんなこと誰にもしないけど…今はあくあちゃん自身、シオンちゃんに早く会いたいでしょ?」そりゃそうだけど…。「…う、うん。…ありがとう、2人とも。」「ウチらはここの駅前のラーメンを食べに来ただけだよ。」照れ隠しなのかミオちゃんがそう言ってにこっと微笑む。「ほれ、行った行った。あくあちゃん、自分の気持ちをちゃんとシオンちゃんに伝えてあげてね。」フブキちゃんに背中を押されて、あてぃしは2人にぺこっと頭を下げて家への道を走りだした。「あ~そこのお姉さんたち、ちょっといいかな…?」「げえっ、あ、えっとあの、これは…!」…なんか、不穏なやり取りが聞こえた気がしたけど…気にしないで走ることにしよう。シオンちゃんと顔を合わせずに過ごした5日間。ハニーストラップ 周防パトラ コスプレ衣装…5日ぶりに、シオンちゃんに会う。…少し、気まずさと後ろめたさはあるけど…まずは、ちゃんと謝らないと。「…はあ…はあ…はあ…はあ~…とうちゃ~く…。」 …玄関の取っ手に手を伸ばすと、鍵は開いていて…。「…た、ただいま…?」…恐る恐る扉を開けて、玄関に入る。…シオンちゃんの気配がない…? 「…シオンちゃん…いる…?」玄関の鍵を一応かけておいて、シオンちゃんの部屋を覗く。…シオンちゃんはいない。「…居間にいるのかな。」

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