おかゆが止まる。「はぁ…はぁ……おか、ゆ……?」「はぁ……、ここまで来れば、もう大丈夫なはず…。」私たちは息を整える。「ねぇ、もっと詳しく、聞かせてくれない?…シオンちゃんの、こと。」私はおかゆに尋ねる、どうやら話してくれるようだ。「とりあえずもうちょっと、こっち来て」おかゆは私を抱き寄せる。「え?おか……むぐっ!?」おかゆは私に、キスをする。「んむ…はぁ、おかゆ!?ねぇなにし…んん!」おかゆは、舌を入れてくる。何も言わず、私をゆっくりと味わうかのように。「ねぇ……ん、んはぁ…はぁ……おかゆ、おかしいよ!いま、こんなことして!!!ねぇ!何か言ってよ!!!」おかゆが、困ったような顔をして、話す。「ごめん、し、僕、我慢、出来なくって……」なんて言いながら笑う、そんな、状況じゃないでしょ……?「それにさ、もうシオン達しかいないんだから、いいじゃんか、ね?」「まだシオンちゃんには見つかってないでしょ、それにどこにいるかも……え?おかゆ?」今の、シオン達って、なんで、シオン達って言ったの……?「ねぇ…おかゆ?」私はおかゆを見つめる。何かが、おかしい…気がする。「ほんとに、……おかゆ、なの?」「じゃなかったら誰なのさ?ほら、尻尾も、耳もあるよ?ね?あくあちゃん?」おかゆは、くるくると回る。全身を見せびらかすかのように。でも、「…おかゆは、私にちゃんなんて付けない。」「いやいや、たまに言い間違うことくらいあるってば。」「ほら、本物のおかゆなら、『そうかな〜』なんて適当に言うもん!」「…状況が状況だもん、そんな事言えないよ。」私はおかゆの言葉を無視する。ホロライブ 桃鈴ねね コス衣装「ねぇ、なにが、したいの?貴女は、なに?」「だから、……おかゆだって言ってんじゃんか」「ねぇ!!!!」「あぁもう、うるさいなぁ!」「なんで、こんなこと、するの?……シオンちゃん」おかゆは、おかゆの姿をしたそれは、へへっと笑う。「あれ、バレちゃったんだ。」あちゃー、なんて言いながらシオンちゃんは魔法を解く、徐々におかゆの姿から、私の大好きな、大好きだったシオンちゃんの姿に戻っていく。「おかゆを、みんなをなんで殺したの!」私はシオンちゃんに向かって叫ぶ。シオンちゃんは突然笑い出す。
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