知り合いが魔法少女であることに唖然とする

 私、ラブライブ! 津島善子 コス衣装中須かすみ!虹ヶ咲学園に通う普通のスクールアイドル!でもそれは昨日までの話です!ある日突然かすみんボックスに精霊さんが宿り、あれよあれよという間に魔法少女になっちゃいました☆てへっ☆『かすみん!お仕事の時間だよ!』「はぁーい♪今日も魔法少女かすみんが、みんなの笑顔を守っちゃいますよぉ~☆」『その意気だよ!かすみん!じゃあ、さっそく──』──次の瞬間。突如現れた巨大な犬に、かすみんボックスの頭部が喰い千切られた。「か、かすみんボックスーーー!!」「もうー。オフィーリアったら、そんなもの食べたらお腹壊しちゃうでしょ!」そう言って、白と黒の服を着た別の魔法少女が姿を現した。その姿は──。「──し、しず子!?ま、まさかしず子も魔法少女に!?」「…あれ?もしかして、かすみさん?」知り合いが魔法少女であることに唖然とする。でも、次の瞬間──彼女の使い魔の所業に無性に腹が立ってきた!「そ、その犬がかすみんボックスをころ…!」「えっ?そっかぁ。じゃあその段ボールは悪魔だったんだね」「…なっ!?」「危ないところだったね、かすみさん♪ご苦労様、オフィーリア♪」「ワンッ!」かすみんがあんなに可愛がっていたかすみんボックスを弑したことに対して、しず子は何の感慨も抱いていなかった。「ふ、ふざけないでよっ!かすみんボックスは悪魔なんかじゃ──」「…えっ!し、親友の私より、そんな段ボールの味方をするの!?ひ、酷いよ、かすみさん…」「!?」「…う、うぅ…あんまりだよ…こんなことって…」「し、しず子…」そ、そんなに泣かなくても…。涙ぐむしずくに手を伸ばす──が。「──触らないでよ!」──その手を払われてしまった。「かすみさんは私のことなんて信じられないんでしょっ!私よりその段ボールの方がいいんでしょ!」ラブライブ! 高海千歌 コスプレ衣装「そ、そんな…」「…最低。最低だよ、かすみさん!」──そう言って、しず子は自らの愛犬と共に立ち去っていった。そして、その場には親友を泣かせてしまい傷心のかすみんと、残骸になったかすみんボックスだけが残された。「…し、しず子…かすみんボックス…うぅ…私はどうしたら…」

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