幾度か交流を重ねる中で夢を追う者同士、次第に惹かれ合ってい

 Aqours5周年 高海千歌 コス衣装しず子。まさか今日ずっとこれ?」「うん、そのつもりだけど?」「ひえー…。かすみん、流石にちょっと疲れちゃった」「ずっと通しだったもんね。休憩しよっか」「うん、ありがと。ふうー……」一息ついて、ソファの上でちょっとだらしない姿勢になるかすみさん。今日は私の誕生日ということで『しず子のしたいことなんでもしてあげる!』というかすみさんの提案を受けた私は、あれこれ考えた末にかすみさんを家に呼んだのだった。家に呼ばれたということでかすみさんは何か緊張していたようだけど…いや、その緊張も正しいと言えば正しいけれど、それは後のお楽しみに取っておくとして。「それにしても、まさかずっとしず子の家で映画を観ることになるとは思ってなかった…」「嫌だった?」「ううん、楽しいよ。しず子のチョイスは間違いないもん」「ふふっ、それなら良かった」「でも、なんかこう…もっと、ワガママ言ってくれても良かったのに」「私にとってはこの上ないワガママだよ」「ほんとに? かすみん、てっきりどこかの劇場とか、遊園地とかに行くかと思ってた」「それも考えたんだけど…」「けど?」「…ううん、なんでもない」今日は一日中かすみさんと二人きりになりたかった、なんて、恥ずかしくて言えるはずもない。まあ理由はそれだけじゃなくて、かすみさんには私の好きなものをちゃんと知ってほしい、あわよくば好きになってほしいという私なりのワガママでもあるのだけれど。好きな人にそういう気持ちを抱くのは、当然のことでしょう?そういうわけでここ一週間、熟考を重ねて厳選した映画の中から次に選んだのは、とあるロマンティック・ミュージカル映画。「あ、これかすみんAqours5周年 黒澤ルビィ コス衣装も観たことある! ちょっと寂しい終わり方するやつだよね」「うん。でもそれが素敵なの」「かすみんにはちょっと難しかったかも」「お話を知ったうえで観れば、また違う感想になるんじゃないかな?」そんなことを期待して、再生ボタンを押した。この映画は主役二人の出会いから始まる。最初はお互いに印象の悪かった二人。しかし、幾度か交流を重ねる中で夢を追う者同士、次第に惹かれ合っていく。ラブロマンスには定番の展開だ。

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