「ほんと3周年記念衣装 笹木咲 コスプレ衣装…?」すいせいはきっと藁にもすがる思いだったのだろう。ヤゴーのその一言だけで、心なしか表情が少しだけ明るくなった気がした。「うん…!だから…どうか…そんな悲しい顔しないでよ…」なぜかはヤゴー自身分からなかったが、すいせいやそら、皆の悲しそうな顔を見ると心が締め付けられるような辛い気持ちになってしょうがなかった。ヤゴーは皆には笑っていて欲しかった。皆で笑い合って遊んだり、いろんなことをすることがヤゴーにとって最大の幸せであり「夢」だったのだ。―しかし…夢はいつか泡沫の如く消えてゆき、現実に引き戻されていくものである。ヤゴーにはついぞそれを認めることが出来なかった。突如勢いよく扉が開いた。扉の向こうからは、ときのそらが絶望した顔をこちらに向けていた。「ヤゴー君…すいせいちゃん……!」「「……!」」「みこちゃんが……消えていなくなっちゃった……」―ヤゴー、そら、すいせいの3人で病室に急いで戻ると、そこには文字通り完全にもぬけの殻のベッドだけが残されていた。「みこち……みこち…!!」「どういう…こと……」病室にいる誰しもが理解できていなかった。病室にいた看護師の話によると、先ほど急にさくらみこの病状が悪化し始めため、応急処置に当たっていたところ突如体が霧のように透けていき消えていってしまったとのことだった。無論そんな御伽話のような話は到底信じられないとし、医師を含めた医療スタッフ一同はさくらみこの行方を探していた。「どこにいっちゃったの…みこち……!!!」「………」「嘘つき………」すいせいは静かに、吐き捨てるように言った。にじさんじ 星川サラ コスプレ衣装「え?」「嘘つき…!!!!みこちが笑顔で戻ってくるなんて…嘘だったじゃん……!!!!」「………!!」ヤゴーの方を振り向いてそう言ったすいせいの顔は心底ヤゴーを恨むような、そんな鬼のような形相だった。もうヤゴーは耐え切れなかった。
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