「えっSolitude-Rain 桜坂しずく コス衣装……? なに、これぇ……?」そこから放たれた光を受けるとあろうことか、クゥクゥは気を失ってしまったのだ。そして、男によって担ぎ込まれてしまったのである。「あれ、ここは……? どこデスかぁ……?」ぼーっとする頭を支えながら周囲を見渡すが、今いる場所がどこなのか彼女はわからなかった。「クゥクゥちゃん、起きたんだぁ……! これからクゥクゥちゃんにスクールアイドルのレッスンをしてあげようと思ってねぇ……!」「スクールアイドルのレッスン!? スクールアイドルの本場である日本の人に教えてもらえるなんて! こんなラッキーなことがあるでしょうか! クゥクゥ、とってもラッキーデスね!」周囲にゴミだらけになっているゴミ屋敷同然のボロアパート。こんな場所に住んでいる男がスクールアイドルの事を教えられるわけがない。そんなことは彼女も考えればわかるはずである。しかし、それが出来ていないのは先ほどの機械によって、クゥクゥの思考が操られているからに他ならないのだ。それのせいで、彼女はこの最低な男にいい様にされなければならないのである。「ふひひ! それじゃあ、まずはダンス、やってみようかぁ……!」「はい! ダンスは上海にいた頃からずっとやってマシタ! これで男の人のファンのおち○ぽに媚びるんデスよねスーパースター!! 澁谷かのん コスプレ衣装❤それくらい、クゥクゥだってわかりマス❤だって、スクールアイドルは日本の男性の性奴隷なんデスから❤たっくさんのち○ぽをぶっこ抜くのに憧れてぇぇぇ❤❤スクールアイドルになるって決めたんデス❤」スクールアイドルがそんな娼婦同然な存在な訳がない。それは彼女自身が一番よくわかっているのは言うまでもない。しかし、今クゥクゥが口にしたことが、洗脳によって当然だと思い込まされているのである。
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