気づけば美咲は俺に後ろから抱き着いていた

 保健室の共に見る未来 湊 友希那 コスプレ衣装先生「寝不足ですね。ちゃんと睡眠取ってるのかな?」と、言われたそうで文字通り俺はその場で爆睡ちゃんをかましてしまったのだ。それが分かった今、俺はこうなっているのだ。千聖「全く、急に倒れたって聞いたからどうしたのかと思ったけど」蘭「寝不足だったんだ。それならもっと早く相談してくれれば・・・」リサ「もう、遅くまで何してたのかにゃあ?」言うまでもないが、俺がいるのは花咲川の生徒会室であって羽丘ではない。それでも当たり前に蘭たちがいるのはおかしいと思うが、もう感覚が麻痺してしまっている。学年も違うはずの千聖先輩もいるのにはもう驚いたりもしない。そもそも25人が集まるのは珍しい事ではないが、自重というものを覚えてほしい。有咲「因みにどのくらい寝てないんだ?」快斗「・・・3日くらい?」有咲「疑問形なのが意味わかんねぇし、何で3日も寝てないんだよ!」ひまり「まさか、それほどまでに深刻な悩みを・・・!?」深刻な悩み・・・そう、君たちである。しかし、そんなことは口が裂けても言えない。モカ「もしかして、欲求不満で相手を探して・・・」快斗「そんなわけないでしょ・・・」沙綾「教えてくれてもいいじゃん」快斗「いや、明日になれば分かるから」有咲「いや、それより奥沢さんが・・・」快斗「あっ・・・」気づけば美咲は俺に後ろから抱き着いていた。何かを擦り付けるように体を動かして、抱きしめる力は自分で解けるものではなかった。美咲「ねぇ、私たちのこと好き?嫌い?」快斗「いや、す・・・好きだと思う」美咲「じゃあ、何で教えてくれないの?やましいことなの?」快斗「やましくないし、明日が何の日か知ってるなら分かると思うんだが」友希那「明日?内に秘めた情熱 白金 燐子 コスプレ衣装何かあったかしら?」あこ「あ!もしかして」巴「そっか!ハロウィンだ!」紗夜「でもそれと夜更かしは何の関係が・・・」沙綾「もしかして、私たちにお菓子作ってくれてるとか?」快斗「・・・まぁ」何でこうも勘が鋭いのでしょうか。もう俺の考えてること全部お見通しなのでは。マジックのように種明かしをするのはあまり好ましくないが、長くなりそうなので全部話すことにした。

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