「じゃあ憧れの先 丸山彩 コスプレ衣装
せめてヒントぐらいちょうだいよ」「だってそうじゃないと、いつまでたっても、わかんないじゃん」美咲は早くこの状況を終わらせたかった。「そうねぇ・・・嬉しくなると、あったかくなって、いつも一緒にいるもの、かしら」『『文字じゃないんかい』』「はい!次は貴女の番よ」「えっ?!」美咲の番が回ってきた。「え・・・えっと・・・」『えっ、つまりこれ自分の名前を、こっ恥ずかしく説明すんの?、むりむり!、何だその拷問はぁ!』美咲がぐるぐると混乱する中、少女は目を輝かせ、待っている。『そんな目でみるなぁ!』「ねぇ貴女は?」「えっいや、あたしはそんな大したもんじゃ・・・」「大丈夫よ!思いついた言葉を言えばいいの!」「す、好きなものぉ・・・とかでも・・・」『苦手だな、こういう子』『なんでこんなところで、そんな顔出来るのだろう。理解出来ない。』そう考えてる内に、時は進み。≪新入生のみなさん、間もなく入学式が始まります。入学式に付ける花を受け取っていない方は、講堂前の受付にて、お受け取りください。≫と放送がはいる。「あのさ、あの花貰うまでにしない?」「いつまでもやってもしょうがないし。あとさっきのヒントさ、難しいから、みから始まる事で」美咲が少女にそう話すと、少女はクスリと笑った。『今日会ったばっかりなのに、笑って・・・お構いなしに』「はぁ?!ここで笑うか?!」「あらホント、何でかしら!」『好き勝手にヒトのことで笑って、ほんとあたしが苦手なタイプ』『だから、あと一つ会話したら、あと一つのこの子が』「不思議ね、私まだ貴女の名前も知らないによ」「でもね、貴女が優しいてよくわかるの」『笑顔をみせたら』少女の言ったことに困惑する美咲。「・・・何それ、名前知ったら変わるわけ?」「ふふっ、どうかしら」「どうかしらって、あのさぁ・・・」「だってまだ貴女のこと分からないことだらけだもの!」ハロウィンラビット 花園 たえ コスプレ衣装「でも、物語で例えるなら」「貴女は優しさと懸命さに溺れてるから・・・きっと運命を背負うお嬢様ね」『物語・・・?』「あたし、お嬢様ってがらじゃないよ」美咲は少女にそう返す。「大体それなら、あんたの方がドレスのほうが似合いそうじゃん」『「貴女」』「なにもドレスを着るだけがお嬢様じゃないわ、私は貴女の強い優しさが、何よりも大事だと思ったの」「いやそんな大げさな・・・」「いいえもっとも大機械じゃないわ、・・・それにさ、物語のお嬢様ってわりと残酷じゃん」「王子に選ばれなかたり、呪いをかけられたり、声を代償に叶うが分からない気持ちを伝えに・・・」「どうして決めつけるの?」美咲は少女に話しかける。「だって相手は一人とは限らないし、呪いだってその人にとっては贈り物かもしれないもの」
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