今日は、結ヶ丘 唐可可 コスプレ衣装この間行われた代々木でのフェスで、新人特別賞を受賞したお祝いとその打ち上げということで、可可ちゃんと時間を合わせて計画したご飯の日。お店は可可ちゃんが任せてって言うから、予約をお願いした……んだけど……可可「ん〜! いい香りがしマス!」かのん「……可可ちゃん、フェスでの新人特別賞のお祝いと打ち上げはいいんだけどさ……何で焼肉なの?」可可「? かのん、焼肉嫌いデスか?」かのん「ううん、嫌いじゃない。嫌いじゃないよ? でもね……流石に女子高生2人で焼肉で打ち上げ……ってどうなの?」そう、何とお店は焼肉屋。変ではないけど、もうちょっとこう、オシャレなお店とかあったんじゃないかな〜って思う。ここ原宿なんだし。『お待たせしました、烏龍茶おふたつでーす。それとこちら、最初のお肉盛り合わせでーす』かのん「あ、どうも……いやまぁ、美味しそうだけども」可可「別に変ではないデス。他のお客サンにも、女性2人で来ている人達もいマスよ?」かのん「そうかもしれないけど……高校生では無いよね。打ち上げで焼肉屋に来る高校生って大体男の子じゃん……」可可「まぁまぁ、このお店はクゥクゥが選んだ、リーズナブルでタベホーダイのハートフルなお店デス。きっとかのんも満足しマスよ」かのん「ハートフルである必要あったかな……」可可「細かいことは気にしないデス!」細かいことは気にしない……それもそうだね。せっかくのお肉だし、何より可可ちゃんとのご飯、楽しまなきゃ損だよね。かのん「それじゃあ、代々木スクールアイドルフェス、お疲れ様」可可「アーンド! クーカーの新人特別賞受賞を祝しマシテ……」かのん 可可「「かんぱーい!」」烏龍茶の入ったグラスを、小気味よい音を鳴らして乾杯。結露が出るほど冷え切った烏龍茶は、喉を流れて爽やかに潤してくれた。もうすぐ初夏の頃。夏服に替わろうかという時期に、この冷たさは心地いい。可可「さぁ、どんどん焼いていきマスよ!」かのん「うん!」網の上に置かれたお肉――これはタン塩だね――は、ジュウッと音を立てて、香ばしい匂いを漂わせる。結ヶ丘 葉月恋 コスプレ衣装食欲をそそるいい香り……あんなにぶつくさ言ってたのに、お腹はもう焼肉モードだった。可可「焼けマシタ!」かのん「はっや!」可可「タンは薄いデスからね。コーリツチュー御用達、デス!」かのん「……それ、タン好きの人の前では言っちゃダメだからね」下手すれば怒られそう。さて、焼き上がったタン塩は、薄いながらも脂が乗ってテカテカと輝いている。そこに添えられたレモンをキュッと搾って、一口でぱくり。かのん「〜〜〜〜っ! おいっしい!」
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