罪深い夜会へのお誘い、謹んでお受けしましょう

ある夜曜Solitude-Rain 桜坂しずく コスプレ衣装「…」鞠莉「曜、ここにいたのね」曜「…鞠莉ちゃん」鞠莉「なにやらお悩みのご様子。私で良ければ、力になるわ」曜「な、悩んでなんか」鞠莉「嘘ね、顔を見ればわかるわ。自分がどうすべきか、あるいはどうすべきでないのか、迷い続けているのでしょ?」曜「…っ」鞠莉「決意には勇気が伴う。決断には責任を伴う。一人で決められないのなら、私にも付き合わせて」曜「ダメ、ダメだよ、これは私の問題だもん。鞠莉ちゃんを巻き込むわけには――」鞠莉「ていっ」曜「あたっ」鞠莉「そういう寂しいこと、言わないの」曜「でも、でもっ…」鞠莉「勇気が足りないなら補えばいい。リスクを恐れるなら分かち合えばいい。私たちはそうしてきたわ。これまでも、これからも」曜「…鞠莉、ちゃん」鞠莉「今更遠慮は無しよ。ね?」」曜「…うん!私、もう迷わない」鞠莉「ふふっ、いい表情。心は決まったようね」曜「鞠莉ちゃん、私のわがままに付き合ってくれる?」鞠莉「その言葉を待っていたわ――それじゃ、まずはお湯を沸かして…」――――――――ピピピッ、ピピピッ曜「3分経ったね」鞠莉「待ちに待った時が来たわ」曜「よーし、それじゃあ!」ようまり「いただきまーす!」曜「んーっ、美味しい!これこれ、求めてたのはこの味だよ!」鞠莉「夜中に食べるカップラーメンの美味しさ、まさしくギルティでーす!」曜「ありがとう、鞠莉ちゃん。どの味にするか迷ってたけど、おかげでしょうゆと塩の両方が食べられるよ!」鞠莉「どっちも捨てがたいものね。そろそろ交換する?」曜「うん!」……………………………………翌日の夜曜「うーん…」鞠莉「まーたキッチンで睨めっこしてるの?食べたいのなら、食べればいいじゃない」曜「2日連続で夜食のカップ麺は、流石に良心が咎めるというか」鞠莉「まあ、ギルティかもね」曜「でもお腹空いちゃったし、完全にカップ麺の気分だしで、うーーーん」鞠莉「はいはい、食べてから悩みましょう。味は?」曜「しょうゆと塩と、カレーと激辛系のやつ」鞠莉「昨日より増えてるじゃない。さては食べる気満々だったわね?」曜「違うんだよ。日中買い物に行って、昨日食べた分を買い足したとき、ついつい他の味が気になっちゃって」鞠莉「誘惑を振り切れなかったのね」曜「ダメだダメだーってDelightful Waltz エマ・ヴェルデ コスプレ衣装思えば思うほど、食べたくなっちゃうものでしょ?」鞠莉「背徳感は最高のスパイス、否定はしないわ。で、どうする?」曜「鞠莉ちゃんにおかれましては、二日連続となりますが、お付き合いいただけますでしょうか」鞠莉「罪深い夜会へのお誘い、謹んでお受けしましょう」曜「そうと決まれば、私は例によってお湯を沸かすね」鞠莉「なら私は例によって、飲み物を用意しておくわ」

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