千聖は今の女優としての道を踏み外したいと思うか?

 ある日情熱伝わる想い 倉田ましろ コス衣

のことだった。千聖はアイドルの仕事のために必要な道具を買いに行くところだった。その道具とは釣り竿で次の撮影はPastel*Palettesのみんなで釣りロケという内容だった。千聖は釣り竿を買いに行こうとするが、釣り竿を買いに行くには電車に乗って隣町まで行かないといけない場所だった。それを知った千聖はタクシーで行こうとするが電車とタクシーとではかかる時間が違い過ぎた。つまり、電車に乗っていくと徒歩を含めて30分だが、タクシーで行くとやたら信号に引っかかる。都会という理由もあり、渋滞なども発生するため何時間かかるかわからない。ネット注文も考えたが、現地に買いに行くのとネットの注文とでは値段が段違いだった。というのもいい釣り竿なのか新品が中古品な可能性もあるため千聖は判断するのが難しいと考え現地に買いに行くことにした。だが、千聖は電車に乗車するのも乗り換えもできない苦手意識がある。そう、電車に乗ってかつ乗り換えも必要だった。勿論そうなってしまっては一人では行くことも不可能だ。幼馴染の瀬田薫に付き添いを頼むが、彼女は部活動と重なっていたため行くことができない。友人の松原花音を誘おうとしたが、彼女自身が方向音痴のため万が一迷子になってしまってはシャレにならない。千聖はどうしようか悩んだ末、もう一人幼馴染がいることを思い出し、その人に電話をかける。千聖「・・・もしもし、少しいいかしら?」何とかして無事、隣町に行って釣り竿を買うことができた千聖。彼女に付き添った人物とは、千聖の幼馴染、つまり薫の幼馴染でもある同年代の同じ花咲川に通っている男子高校生、雪村友優(ゆきむら ゆう)である。千聖「ごめんなさいね、友優。せっかく隠しきれない秘密 広町 七深 コス衣の休日に」友優「いいよ、千聖一人で電車に乗ることは疎か乗り換えもできないんだから」千聖「そうよね、私何で電車に乗ることも乗り換えすることも苦手なのかしら」友優「・・・それが千聖だからじゃないか?」千聖「・・・どういうこと?」友優「いや、千聖って子役から女優としての道を歩いたわけだろ?電車も同じで今いる駅から次の駅に行くために、そのレールの上を進んでいく。けど、千聖は今の女優としての道を踏み外したいと思うか?」千聖「・・・その答えはNoよ。私は今まで自分自身が失敗しないように一つの道しか歩かなかったわ」

コメント