「みんな~ホロライブ 星街すいせい コスプレ衣装!!あやめちゃんが来たよ~!!」「お、おはなきり~・・・」フブキちゃんの声に反応して、何人かがこっちを見る。「あっ、おはよう!あやめ様」「あやめちゃ先輩、おはようなのら~」「あやめ先輩おはようございます!!」「あやめ先輩おはようございます」おかころの二人は完全に二人の世界に入ってしまって、全く気付かない。・・おい、やめろスバル。そんな期待したような目でこっちを見てくるな。「とりあえず、あやめちゃんは机の方に行こうか!そこに飲み物がいっぱいあるから」「う、うん」「ということで、皆!!私たちのことは気にしないで続けてもろて!!」「あ、あやめーー」皆に一言かけてから、フブキちゃんは机の方に向かう。余もその後に続く。今、スバルが何か言いかけたのは、きっと気のせいじゃない。でも、スバルはもうルーナちゃんにもみくちゃにされ始めていた。すまないスバル。「どの飲み物がいい、あやめちゃん?」「じゃあ、水で・・」「オッケー・・はいどうぞ!」机についてそうそうにフブキちゃんが飲み物を取ってくれた。余はそれをありがたく受け取る。「ありがとう・・ねえ、フブキちゃん?ちょっと聞いてもいいか?」「ん~~?どうしたのかなぁ、あやめちゃん?」「変な質問なんだけどさ・・・これって夢だよね?」「何言ってんだい、あやめちゃん。ここは紛れもない現実だよ?」やっぱり夢じゃなかった。うすうす気づいてはいたけど、やっぱりこれは現実なのか。「そ、そうだよな・・・余、何言ってんだろな!ごめんな!!変なこと聞いちゃって!」「いや・・もしかしたらあやめちゃんの言うとおり、ここは現実ではないのかもしれない」「フブキちゃん・・?」「だって考えてみて?私たちは今てぇてぇを目の前で見れているんだよ。普通じゃこんな状況なんてそうそうありえない。じゃあ何で見れてるのか?・・・それは夢だからだよ!!白上達の妄想があまりにも強すぎていつの間にかこんな空間を作ってしまったんだ!!」いきなりソファから立ち上がって、訳の分からない事を熱く語り始めた。ってか待って、今「達」って言った?余は違うぞ?「あの余は別にそんな事思ったことない・・」「だまらっしゃい!!!!」「はいっ!?」「いいかあやめ!?私たちは今楽園にいるんだ!!もう二度とこんなことは無いかもしれない!!ならやることは一つだ!!分かるか、あやめ!!」「い、いえ、分からないです!」「ばっかもーん!!ホロライブ 常闇トワ コスプレ衣装私たちのやる事は決まってるだろ!!この光景を、この桃源郷をこの目に焼き付けるんだ!!」そう言ってフブキちゃんは目をギンギンにかっぴらいてこの光景を凝視し始めた。ああ、なるほど、さっきから目が血走ってたのはずっと食い入るように見てたからか。余は少しおかしくなっているフブキちゃんから少し距離を取る。このまま近くにいたら、余もおかしくなりそうだ。
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