愛ちゃん、お疲れ様

 近藤ツナガルコネクト 天王寺璃奈 コス衣装「部活中に呼び出してすいません」愛「いいえ、どうせ今は部活どころじゃないし」近藤「そうですか、それで今回呼び出したのは先日宮下さんから提出された進路希望調査の件ですが」そう言いながら近藤は愛によりシャーペンで真っ黒に塗りつぶされた進路希望調査表を差し出す。近藤「ふざけて書いたり白紙だっりする生徒もいますが、この様な形で提出されたのは宮下さんが初めてですよ」そこで宮下愛の担任の土方が助け船を出す。土方「たしか、一学期の個人懇談の時には介護の仕事に就きたいから介護の専門学校か大学に行きたいっていってたわよね」愛「ええ、あの日まではそう思ってました」元々、私が介護関係の仕事に就きたいと思ったのは尊敬すると同時に大好きな祖母の為でした。それで、私の家の隣に住んでいて姉妹の様に接していた富田咲千江さんと言う人の勤める『ひといき』という老人介護ホームで夏休みの間に祖母の為に介護の経験をしたいという理由で咲千江さんの紹介でひといきでアルバイトをする事にしたんです。それが、あんな事になるなんてあの時は思ってませんデシタ。その日は自宅のもんじゃ焼き屋の手伝いをし終えお昼の三時からのアルバイトでした。資格を持ってないので、ヘルパーさんの手伝いをする雑用などしながら終業時刻を迎えた時の事。佳内子「愛ちゃん、お疲れ様」愛「お疲れ様でした」佳内子「バイト終わった後で悪いんだけど緊急の在宅介護の付き添い頼めるかな?本当は直美にお願いするつもりだったんだけど、今寝てて起きそうにないのよ」愛「いいですよ」佳内子「ありがと、帰りに何か奢るから」そういう事でひといきから徒歩でそんなにかからない宗一さんという老人Solitude-Rain 桜坂しずく コス衣のお宅に介護に行くことになりました。あの時断っていたら、こんなことにはならなかったかもしれないのに。それから佳内子さんに連れられ宗一さんのお宅についたのですが、玄関に入った瞬間独特の異臭がしたんです。老人独特の臭いとも古い日本家屋からするカビ臭さとも違うなんとも言えない臭いが最初は老人の一人暮らしだから家事もままならないからかなと思ってたのですが、それとも何か違う悪臭と宗一さんのお宅から感じる違和感に近いものを感じながら家の主であった宗一さんを探しました

コメント