静かに殺されてしまえばよかった

 私は5期生 雪花ラミィ お正月衣装 コスプレ衣装元々ある国の神様として生まれた。として、なんて書くとまるで代理のようだけど本当に神様。この世界には神様は幾人かいて、それぞれが国を治めていたりする。ほとんどの国を収めているのはその土地土地の王様だから、大抵はどこかに深く眠っているか危機が来るまでほっつき歩いているかだけど。私には対になる者がいた。こう書くと難しそうだけど、言ってしまえば双子のようなもの。外見はまるで似てないけど、私達にはそれぞれ役割があった。父は彼女に深く説明しなかったようだけど、私には教えてくれたんだ。私の仕事は溜めること。彼女の仕事は吐き出すこと。私にはもう一人の人格がいて…いや、そう考えると少し難しいかもしれない。私には箱がある。悪意を入れる箱。人の悪い想いとかを詰めるためのもの。彼女の役目はそれの解放。正確に言えば発散させることだ。まあつまりもっと言葉を選ばず正しいものを求めるなら、私を殺すこと。それが彼女の役割だった。私は殺されるために生まれ、彼女は殺すために生きる。かわいそうな運命じゃないか。それから色々あって私たちは成長し、ある日魔界の者を名乗る鬼がやってきた。そいつはどうやら誰かに命令されて来たようで、その使命は私達を殺すこと。いや、私を。器は貴重で危険だと。結局戦いは決着もつかず終わりを迎えることになるのだが。突然やってきたその子のせいで。その子は私たち三人を「ホロライブ」に誘い、私たちはそれに応じる。元々私3期生 不知火フレア コスプレ衣装と彼女のいた国は私たちによって治められてたわけじゃないから、むしろ私がいた方が迷惑になるのではないかと思った。それから…それから盃を交わした後、私はあの子に全てを話した。私を誘ったあの子でも、もちろん対になるあの子でもなく、先ほどまで戦っていた鬼の子に。今思えば愚策だった。静かに殺されてしまえばよかった。彼女の手を汚すことにはなってしまうけど、私の覚悟はとっくにできていたのだから。

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