瑠唯ちゃん…今日は何をするの…？

 空は気づかい 宇田川あこ コス衣装青いようで暗く、寂しいようで曇りがかっている。街の人々は仲良く手を繋ぎながら買い物をしている人や、下を向きながらぶつぶつと呟いて歩いている人まで多種多様であった。私はどうであるかというと、とある人…（白金さん）にプレゼントをサプライズで渡すためのプレゼントを買いにここ、ショッピングモールの近くを放浪していたのだった。白金さんは私のバンドメンバーで、自慢している訳ではないが、最近白金さんと心の距離が近づいている気がするのだ。もっと白金さんと仲良く、深い関係を築きたい…そう思った私は『告白』という私の人生における最大の試練とも言えるであろう試練の準備としてここでプレゼントを選ぼうと考えていた。そのとき、ショッピングモールの近くにある公園の噴水の側に2人の美女が目に入った。1人は高身長で短い髪型の女性でまるで彫刻のような身体をしている黒髪の女性。そして…もう1人は…人一倍の乳房を左右に持ち、美しい黒髪で目が大きくクリクリで、二次元の絵から飛び出したかのような美しい女性……そう、白金さんが仲良く座っていたのだった。私は驚きと焦りを感じ、素早く鞄から変装道具を取り出して、素早く身につけて、近くへ向かった。「瑠唯…ちゃん…今日の格好も…素敵だね…」るるるるる…るいちゃん！？！？しっ…白金さんが名前で呼ぶのは宇田川さん以外に誰もいない…はず…なのにこの女性は…、、「そんな…燐子さんの方が可愛いですよ。」「ふふっ…ありがとう…るいちゃんもそんな冗談が言えるくらいに大きくなったんだね…」「…冗談じゃ…ないのに…」「……？…瑠唯ちゃん…？？」「いえ…なんでもないです…」…っ…白金さんとこんなに微笑ましい会話をするだなんて…それにこの声、どこかで……高身長の黒髪、胸元には白い蝶の模様。白い蝶…？心配しすぎ 今井リサ コスプレ衣装蝶…蝶…もるふぉにか…？そうだっ…！今気付いた。Morfonicaのvio（バイオリン）の八潮瑠唯さんだ…。「それで…瑠唯ちゃん…今日は何をするの…？」「燐子さんとデートをしたいと思いまして…」「るっ…瑠唯ちゃん…？デートって…」「…？…そのままの意味ですけど…」「えっ…だって…私…そんな…」「ちょっ…ちょっと待ってください！！！！」やってしまった。