絶対に私が悪いはずなのに、優しいあくあちゃん……掘れてまうやろ~

 貴女がホロライブ 潤羽るしあ コス衣​​​​​​​ヘラってくれたおかげで、私は今とても幸せです。ありがとう!日中、あくあちゃんと過去最大級の喧嘩をした。原因はお互いに自分にある!…と変に意地を張っていたが、最終的に両方悪いってことにして落ち着いた。絶対に私が悪いはずなのに、優しいあくあちゃん……掘れてまうやろ~、なんて声に出すと調子にのるので心の中に留めておくことにしたけど、顔はにやけていたと思う。それから、夕方、夜といった感じで遊んで、あくあちゃんはそのまま私の家に止まっていくことになりました。そろそろ就寝するって流れになった時、ベッドは1人分と気が付いた。まぁ、日中の事もあったから、あくあちゃんに使ってもらうように言ったのだけど……『だめ。絶対だーめ!今日はシオンちゃんと寝るって決めてるんだからね!!……え、寝相の件?……スゥー……そこは、ほら、今度はあたしがしっかりと押さえておけば大丈夫よね!』と、完全拒否。珍しく頑なに断るもんだから一緒に寝ることになった…ちょっと、嬉しかった。「おやすみ、あくあちゃん」『おやすみ、シオンちゃん♪』こうして二人は仲良く眠りました。めでたしめでたし。……という風にうまくいかないのが現実ってもんだね。時間は深夜2時を回った頃、妙な感覚に目を覚ました。横向きに寝ていた私は、身体に何か巻き付いてるような感覚に気付き目を覚ました。最初は気のせいだと思い寝返りをしようと身体を動かそうとしたが、がっちりと固定されように動けなかった。「んあ?……な、何で……まさか、金縛り!?」あくあと以前見た和ホラー映画を思いだした。夜中目が覚めると動けない主人公が振り向くとそこには真っ白な人影がこちらを……ぎゃー!!余計なことを思い出さなきゃ良かった。『……離さない』「ひっ……!?」頭のなかを必死にホラーから忘れようとしていると、背後から声が聞こえた気がした。ほの暗い底から聞こえてきそうな、か細い女の子VTuber 星街すいせい コスプレ衣装の声が。今思うと、私のお腹から胸元にかけて巻き付いてるのは人の腕みたいな気がしなくもなかった。『絶対に……絶対ね……絶対よ』肩越しに、なおも聞こえる声に、意を決して振り向く事にした。ここで「きゃー!」とか言って気絶した方が気持ち的に楽になれると思ったからだ。「シオンちゃん……しゅきぃ~……Zzz」

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