「初めましてプロセカ 草薙寧々 コスプレ衣装。宵崎奏です」歳は同じだと聞いていたのに、幼く見える容姿に驚いた。彼女が本当に神機使いなのだろうか。でも、彼女は私たちの部隊の通称アナグラと呼ばれる部隊の制服を着て、華奢な体に似合わないような神機を手にしている。なによりも、左の手首には神機使いとしての証でもある腕輪が付けられていた。「えっと…」「あ、ごめんなさい。同じ年齢だって聞いていましたから、少し驚いてしまって…」「いえ…私も、まさか選ばれるとは思っていなかったので…」それもそうか。彼女は私と違って最初からではなく、適合する神機が見つかったから選ばれた神機使いなのだから。それにしても、大丈夫なのだろうか。とりあえず仮のチームを組んでいたときみたいに、笑顔を作って話をすることにした。「私は朝比奈まふゆです。歳も同じですし、気軽に下の名前で呼んでください。敬語も必要ないですよ」「わかった。私も、気軽に接して欲しいな」「そうさせてもらうね。よろしくね、奏」「うん、こちらこそよろしく。まふゆ」自然と手を出して、握手を交わす。どうしてこんなことしたんだろう普段こんなことはしないのに。他の人とは違ってそれなりに長い付き合いになりそうだったからか…答えはわからないままだった気を取り直してまずは装備の確認。彼女…奏の装備は刀身はショートブレード、銃身はアサルトに装甲はバックラーと神機の装備の中でも軽量な装備になっていた。ショートブレードだと逆にスタミナ不足になりそうだけれど、そこは戦う様子を見てから考えよう。私の神機の刀身はブレードソードと、銃身はスナイパーと装甲はシールド。彼女の神機とは一回り大きめのこの装備をよく使っていた。因みに、新型と旧型の違いは、新型は装備を自由にカスタムすることができるのと、刀身と銃身の両方を扱うことができること。つまり、旧型は刀身と装甲の神機か、銃身だけの神機しかない。カスタムすることすらできないから、最初から決められた装備でアラガミと戦う事になる。嫌でも慣れなくてはいけない装備に慣れないまま、命を落とす神機使いだって少なくはなかった。話を戻して、奏の動きを見るためにも、ここで神機の簡単な練習をする。その前に奏のプロセカ 神代類 コスプレ衣装装備と合わせて私の神機もスタッフの方々に頼んでカスタムし直す。準備が整ったところで練習開始となった。神機使いたちのためのこの練習場は、特殊なホログラムを使ってアラガミを再現することができる。上から私たちを見守るような位置にいるスタッフの方々に小型のアラガミをお願いして、部屋の中央に一体の小さなアラガミが現れた。鬼のような顔をして、巨大な尾を持った二足歩行のアラガミの名前は、オウガテイル。このアラガミは様々な地域で数を増やし続けているアラガミで、戦う確率も比較的高いだろうから、これを選んだ。「それじゃあ、奏。まずは私の動きを見ててね」「わかった」神機を構える。普段と違う装備だけれど、問題はない。ショートブレードは機動性が高く、手数でアラガミを圧倒させることができる。だから、アラガミとはスピード勝負になる。オウガテイルは正面からより、側面から狙う方が仕留めやすい。もちろん、そこを狙う
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