あやめちゃん、嘘ついてるね

 外のVTuber 御伽原 江良 コスプレ衣装出れば、家の中で火照った体に肌寒い風が通り過ぎ、体が一気に冷やされる。息を吐いてみれば、白い霧が天に昇っていくのが見える。「うぅ~寒い」冷めきった手を擦り合わせ手のひらに息を吹きかける、白い息と混ざってほんのりと暖かさを感じる。(ミオちゃんまだかな~♪)余は自分の手を擦りながらミオちゃんが来るのを待つ。するとバックの中から音が鳴った、余は急いでバックの中からスマホを取り出す『もうすぐでつくから待てって‥』という内容だった、余は不慣れな手つきでスマホをタップして。『わかった』と返信する。余は鼻歌を交えながら、待ち合わせ場所の公園のベンチの上に足をフラフラさせながら待っていた。「あやめ~」数分間ベンチで待ってると余を呼ぶ声が少し遠い所から聞こえた。余は聞こえた方向に目をやるとそこにはミオちゃんがいた。手を振りながら余を呼んだミオちゃんは少し小走りで余の方に来た。「ごめんまった?」「ううん‥今来たこと♪」余はベンチから立ち上がりミオちゃんの前に立つ余よりも少し背丈の高いミオちゃんはお母さんみたいな安心感がある。余は自分の手を擦りながらミオちゃんの顔を見た、でもミオちゃんは優しい目で余の顔を見てこういった。「あやめちゃん、嘘ついてるね」「へ?」確かにそうだ、今来たばっかじゃない今日はミオちゃんに会えるのが楽しみでいつもより早く来たのは真実だじゃあなんでミオちゃんは気づいたんだろう?「耳まで赤いよ」余は咄嗟に自分の耳をマフラーにうずめて隠す。さらに顔が赤くなった思える、その光景を見たミオちゃんは少し微笑みながら余の頭を撫でる。「あやめはかわいいねぇ~」ミオちゃんに頭を撫でられたのが嬉しいのか余はまた顔が赤くなりもっとマフラーの深くに顔をうずめた、でもその時の顔は笑っていたのだろう。「じゃあ、あやめちゃん行こうか!」ミオちゃんは余の頭から手を放す、余的にはもっとしてほしかったが今日はミオちゃんとVTuber 鈴木ヒナちゃん コスプレ衣装のデートの日だ、こんなところで道草食っている場合ではないのだ。余はベンチからバックを持ってミオちゃんの横に着いた。「ねえ‥ミオちゃん?」「なあに?」「手つないでいい?」余がそういうとミオちゃんはすぐ余の手を掴んできた。小さく冷たい手には余よりも大きく暖かい手が握られていた。冬の日寒いのは嫌だが。「こういうのは好きだ♪」

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