シオンは、その事にホッとしたのも束の間、直ぐにある問題に気付いた

 シオンは、ホロライブ 角巻わため コスプレ衣装あくあちゃんの部屋に侵入した後。シオンは眠っているあくあちゃんの顔を覗いてみた。「…やったぁ…ゲームクリアだぁ…へへへ…」あくあちゃんは、小さく寝言を呟きながら。とても幸せそうな顔で眠っていた。シオンはその幸せそうな彼女の寝顔をみて。ーーシオンの今の気持ちも知らずに、こんな良い顔で寝ちゃってさぁ…まぁ、あくあちゃんが可愛いから別に良いけどね。シオンはそう考えながら苦笑した。そして、何となくシオンは眠る彼女の頬を優しく撫でてみた。…シオンの手のひらから、彼女の柔らかく滑らかな頬の感触と温もりを感じた。「…あくあちゃんの、この温もりが消える日がさっき見た悪夢の時みたいに本当に来るんだよね…嫌だなぁ…」シオンは、さっきの悪夢の恐怖を思いだしてしまい、また身体が震えだしてしまった。ーーヤバイ…あくあちゃんを起こさないようにしないと!…頭の中で直ぐにその考えが浮かんだため、シオンが頑張って出来る限り静かに恐怖を押さえ込んでいると。「…んんー…何なの…」「うわっ!?」シオンの腕が急にあくあちゃんに捕まれて、シオンの身体が一気にあくあちゃんのベッドに引きずり込まれてしまった。…まさか、起きてる!?シオンは慌てて布団から顔を出して、あくあちゃんの方を見た。…あくあちゃんは寝息を立てて眠っていた。…普通に寝てる…寝ぼけちゃってたのかな?シオンは、その事にホッとしたのも束の間、直ぐにある問題に気付いた。ーー…どうやってここから抜け出そうかなぁ。シオンが今どういう状況かと言うと、あくあちゃんが全身でシオンに抱きついてしまっているのだ。…つまり、シオンの身体がガッチリと固定されてしまい全く動けなくなってしまっていた。「ぐぬぬ…ダメだ…全然抜け出せない…というか動けない…何で?」シオンは、あくあちゃんを起こさない程度に拘束から抜け出そうと必死に頑張ったのだが、結局無理だった。シオンは、混乱しながら抜け出せない理由を必死に考えていると、ある事実に気付いた。…体格差だ、体格差のせいで抜け出せないのだ。シオンとあくあちゃんの体格を比べると、少しだけあくあちゃんの方が大きい、つまりシオンより大きいあくあちゃんが拘束しているからシオンは動けないのだ。「…いや、マジでどうしよう?」シオンが本気で焦っていると。「…シオン…ちゃ…ん…大好き…」「え?」5期生 雪花ラミィ コスプレ衣装あくあちゃんの声が聞こえたシオンはビックリして、あくあちゃんの顔を見ると。あくあちゃんは、普通に眠っていた。どうやら寝言だったようだ。あくあちゃんが呟いて少しすると。あくあちゃんの顔が笑顔になった、多分幸せな夢を見ているのだろう。

コメント