「こはね、プロセカ 神代類 コスプレ衣装なにか考えてるでしょ。」「えへへ、ばれちゃった?今までいろんなことがあったなぁって思って。」「え〜、本当にそれだけ?もっと不名誉なことを思われていた気がする〜」そんなことないよ、嘘だ絶対そうだよ、なんてやり取りをしながら、私たちの心は過去へと遡っていった。初めて出会ったあの日、チームを組んだあの日、初めてのイベントのこと…そして、「あの夜」のこと。あの日、あの夜、私たちはきっと伝説を超えた。もちろんなにかを数値化して比較するなんてことはできないから、確実な保証はないけれど。それでもそう言い切れてしまうほどにその確信があった。きっとお客さんたちもそうだったんだと思う。それからはビビッドストリートを歩けば道行く人のほとんどから声をかけられるようになって、その度に気恥ずかしさと嬉しさが混じり合った不思議な気持ちになった。温かく接してくれるここの人たちのためにも、これからももっと頑張って歌おうっていう決意ができたのも、この頃だったかもしれない。それからも相棒として二人でいろんなところで歌って、たくさんのことを経験して。こうして振り返ってみると、今までの楽しかった思い出のほとんどが杏ちゃんと一緒で、改めて幸せを感じてしまう。そんなことを話しているうちに当たりは段々と暗くなって、長かったはずのゴンドラの旅も気づけばもう終わりが近づいている。辺りが黒一色に包まれた頃、私たちは山頂の駅に着いたのだった。「よいしょっと。はい、こはね。」「ありがとう杏ちゃん。よいしょ。」差し伸べられた手を取ってゴンドラを降りると、そのまま手を繋いで出口へと向かう。『わぁ…!』自動ドアが開くと、正面には光のお花畑が私たちを迎えるように輝いていた。愛用のカメラを首にかけ、いつでもシャッターを切れるようにしておく。きっと綺麗だろうから撮り逃さないようにしないと。そう決心する私を、杏ちゃんが少し先で呼ぶ。不満そうなそんな姿も私にはどうしても愛おしくて、早速今日一枚目の写真をフィルムに焼き付けた。光の道をゆっくりと歩く。プロセカ 草薙寧々 コスプレ衣装最初に見たライトアップのエリアの他にも、空中投影のスクリーンやカラフルな灯籠で彩られた小道、イルミネーションでできた動物がたくさん並んでいるエリアなんかもあった。「見てこはね。ペンギンの大行列がある!」「本当だ、すごい。しかも一つ一つがすごいよくできてるね。遥ちゃんが見たら喜びそう。」「あはは。遥、ペンギンを見るときだけは顔変わるもんね。」「ねえ見てこはね!これ、こはねみたいじゃない?」「えぇっ!?た、確かにかわいいけど…もう、杏ちゃんのいじわる。」
コメント
コメントを投稿