可愛い可愛い蘭ちゃんはあたしにハグをしてきた

 アルバイトから のんびりお花見 美竹蘭 コスプレ衣装  帰ってきた蘭はご飯を食べながらそんな愚痴を垂れた。蘭はあたしとは違うバイト先で、蘭曰く時給"だけ"は良いらしい。1度あたしがこっそりと内緒で見に行ったこともある。蘭の言葉の端端から観ていた環境以上に劣悪だった。でも給料が良いからと、そのバイト先を離れないようとしない。大学に入ってからは一緒に住んでるけど、やっぱりお金がかかる。そういうところに気を遣ってくれてるのだと思う。だからやめないんだろうな。「蘭～。」「……なに……？」「ハグ～～～♪♪」あたしが両腕を広げて蘭に抱きつく。暖かい蘭の身体があたしの身体を包んでくれてあたしの心も解け切るようなきがした。蘭の息遣いがよく聞こえて。蘭の心臓の鼓動を感じて心臓が高鳴る。「……はぁ……心が落ちつかないっっ！！」一瞬だけ心を許しそうになった蘭はあたしを引き剥がす。「え、どうしたの？ハグしないの？」「するかっ！！！！」「好きな相手とギュッとするとストレスが解消になるのに……しないの？」「しない。」今度は迷いなくきっぱり断られた。「ざんねん。」「……。」「……あ～あ。蘭とハグしたかったのになぁ…。でもしょうがないよね、強制したら駄目だもんねぇ～。しょーがない、しょーがない。蘭がそう言うならモカちゃんも諦めますかねぇ～～～～～～。」必殺……う～む、良い名前が思いつかない。しかしやはり効果はあったようで。蘭はごくりと唾を飲み込む。「……そういえば……さぁ……。」「な～に～？？？」「誕生日だったよね……？」「うん、4日前だけどね～」「誕生日プレゼント渡してないよね？」「いやいや、この前ちゃ～んと渡してくれたじゃん。美味しかったよ、あのパン。ありがとう。」「いや、あれは……その、Afterglowからのプレゼントであって―――その……。」「その……なに？」「あたし個人からのプレゼントじゃないから―――。」そう言って。可愛い可愛い蘭ちゃんはあたしにハグをしてきた。「むむ、これは……これは……。可愛い蘭ちゃんですなぁ……。」やばいなぁ………。この可愛さに加えてハグをされる（しかも蘭からここ重要）ミライトレイン 牛込 りみ コスプレ衣装とちょっと流石のモカちゃんも来るものがある。「うっさい…ばか……。」「素直じゃない蘭ちゃんですなぁ―――いつものことだけど。」「いいじゃん……いつも通りで。」「はいはい。疲れたね蘭ちゃん。 いっぱい休もうね～」「うん……。」「……。」はわわわわわわわわわ！！！これは……ヤバい。可愛すぎる。こんなに可愛い蘭今までに見たことがないんだけど。どうしよう可愛いすぎて可愛いしか言えない……。これがレオちん（パレオちゃんのあだ名割と気に入っている）の言っていた限界オタクというものか―――。モカちゃんこれは悶えものだよぉぉぉ……。いやもうなんにしても―――――――。「かわょぃ……じゃなかった。蘭は、さ。」「…ん？」「いつも一人で抱えこみ過ぎなんだよ。」