年明けまでしてたらただじゃおかないって言ったよね?

 みんなで燐舞曲 三宅 葵依 コスプレ衣装年越し蕎麦を食べ終わり初詣に行く準備をしていると彼がこう言った。「じゃあ僕は待ってるからみんなで行っておいでよ」「えー彼氏さんは行かないの?」「人混みにあんまり行きたくないんだよね……」「リカ旦那さんが言ってるんだから私達だけで行こう?」「でもでもさおりも彼氏くんは寂しくないの?」「僕は気にしないから4人で行っておいで」「えーさおり説得しよう?」「いや、彼がああ言ってるし……」多分私と二人ならまだしもリカ達と一緒になって動きたくないのだろう、陽キャの相手するのは苦手って言ってたし……「彼氏くんはそれでいいの?」「僕眠いから寝かせてほしいな……」「えー一緒に行こうよ! ダリア、茉莉花言ってあげてよ」「リカ、彼氏くんも困ってるでしょ」「そうだよ、彼氏くんは寝たいって言ってるし寝かせてあげよう?」「リカ! 彼がそう言ってるの! 私達だけで行こう?」少し強く言っておかげか伝わってくれた、だが強く言いすぎたかリカがシュンとしている。「さおりがそう言うなら……彼氏君もごめんね」「僕は謝ってほしいわけじゃないから気にしないで、さおり僕の分も楽しんでおいで」「うん、行ってくるね」出かけようとして彼に言わなきゃいけないことを思い出したのでリカ達を玄関の方に行ったのを見計らい話しかけた。「ところでする前に言ったこと忘れてないよね?」「な、何のことかな?」「年明けまでしてたらただじゃおかないって言ったよね?」「承知しないって言ってなかった?」「あら、しっかり覚えてたみたいね」「か、かま掛けたな」「まぁ命を取ろうってわけじゃないし、今から寝るわけだから後で場所送るからそこに開店前に並んで貰おうかなと」「まさか……福袋代行?」「うん、察しが良くて助かるよ」「いや、あの? 私本業のカドゲの燐舞曲 月見山 渚 コスプレ衣装福袋にですね……」「うん、だから? もちろん並んでくれるよね? 趣味の本業を投げ捨てて彼女のために尽くしてくれるなんて嬉しいな!」「あの??? えっ、マジで言ってるの? もしかしてお金も僕が出すの?」「もちろん!!!」私は満面の笑みでそう言った。「一応聞くけどもし並んでなかったら?」「うーん、私が泣く」「誠心誠意代わりに並ばせて頂きます」「よろしい」彼の神速の土下座を見届けて私はリカ達と初詣に出かけた。

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