「メルホロライブ 兎田ぺこら コスプレ衣装ちゃんやアキちゃんの言ってた通り、動き出したんだね、第六世代組。ま、ラプちゃん率いる第六世代組だから何かするだろうなとは思ってたけど。いろはちゃんはそれでいいの?」「…ま、用心棒でござるから」フブキの問いに少し間をとり、頭をかきながらいろはは答えた。「というわけでフブキ先輩。少し手合わせ願うでござるよ」そう言っていろははチャキ丸に触れる。相手はじょうろを持った丸腰。しかし、いろはは尋常じゃない相手だと分かっている。「おいおい、私らの神社で好き勝手してんじゃねぇよ」「な」その声にいろははとっさに横に跳ぶ。神社の境内からもう1人亜人女性がいろはを見ていた。(気配に気づけなかった?)いろははその亜人を見る。その姿はまさに白上フブキそのもの。だが目付きが少し悪いのと、黒い髪に着ているものも黒が主だった。「こらこら、脅かしちゃダメですよ」「うっせぇ、こっちはゆっくり寝てたっていうのに変な気配出しやがって」そう言ってヤンキー座りの黒フブキは肩にトントンと鉄棍棒を当てる。「ごめんねいろはちゃん、2対1になっちゃったけどやる?」そう言って笑顔で白フブキが言った。「…」何も答えず、いろはは白フブキを見た。「もちろん、やりますよ」そう言っていろはの足元で両拳を胸の前で当てるマスコットゴブリン。「付いて来てたでござるか?」いろはは優しくそのゴブリンに言った。「もちろんですよ、私はいろはさんの使い魔ですから、封印解除」ゴブリンはそう言って自らの封印を解く。光に包まれ姿を表したのはゴブリンではなくマモリだった。「やっぱり、その子達を味方にしてたんだね」マモリを見て白フブキが言う。「それもラプ殿の計画の一部でござる。これで数では同じでござるな」いろはは笑顔で白フブキに言った。「なら、問題ないか」6期生 博衣こより コスプレ衣装白フブキの持つじょうろが形を変えて短刀になった。「よっ」黒フブキも境内から飛び降りる。「いろはさん、私はあの黒い方を」「分かったでござる。任せるでござるよ」今回の作戦は白フブキとの戦闘中に運悪くお参りに来たロックと接触させる事。なのでそれを悟られないように白フブキには、戦闘に集中してもらわなければいけないかった。(お参りする場所はここからだいぶ離れているでござる。どうにか移動しないと)いろははそう考えながらチャキ丸を抜く。マモリも拳を構えて黒フブキと相対した。「手加減しなくてもいいんだよな?」
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