「かのん!」覚醒 星空凛 コスプレ衣装ばーんと扉を開け放ちます。日本語で言うところの「ぷんぷん」な気分なのです。[あれ、もうご飯の時間?]かのんは食事をする必要は無いけれど、みんなと話すために食卓にはつきます。夕飯の時間で私が呼びに来たと思ったのでしょう。でも今日はお母さんと一緒には食べません。「今日はここで食べマス!」[えぇー? どうしたの?]「……日本に行きたいという話をしたのデス。スクールアイドルをやるという話も」[ずっとリビングにいると思ったら、そういうことだったんだね。どうだった?]「しまつくとりもありマセんでした」[それを言うなら取り付く島だね。そっかー、だめだったか……]そんなこと言ってないでちゃんと勉強しなさい。一時の熱に浮かされると後で後悔するわよ。思い出して、唇を噛みます。「一時の熱なんかじゃないのに……。まあそういうわけで、ご飯は自分の部屋で!」床にドンとお盆を置きます。幼いことをしているとは分かっていますが、他に抵抗のしようもないのが現実でしたから。ばくばくとご飯を食べている間、かのんは目を伏せて何事か考えていました。普段は意識しないのですが、まつ毛が長くて少しどきどきします。結局その日は親と口を聞かず終いでした。しかし翌日、急に親が折れました。「条件があるわ。『ラブライブ!』で結果を残すこと。覚醒 高坂穂乃果 コスプレ衣装それが無理なら、ここに帰ってきてもらうわよ」「……分かった。必ずやり遂げるから」きりっと顔をきめておきましたが、内心は嬉しさでいっぱいでした。日本に行ける。スクールアイドルになれる。具体的にどうするかも、全て計画を立ててありました。
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