「くっそー!ホロライブ 博衣こより コスプレ衣装あと少しで取れるのに!」「もう諦めなよすいちゃん...これ以上やるとお金無くなっちゃうよ?」「うぅ...トワ〜」「そんな顔で見てもダメなものはダメ!」「あはは、なんだかトワちゃんがママに見える」「ママは主婦をやめてあくすいアンチになる」わちゃわちゃふざけていると目の前の女子高生達とふと目が合う。『すごっ...あの子のあの羽と尻尾ってコスプレかな?』『ツノもあるよ...さすがにコスプレっしょ』そんなことを言われる。いつもなら気にならないセリフも、なぜだかトワの心に深く突き刺さった。周りはトワ以外全員人間...トワと同じ悪魔の子なんているわけもない。後ろから二人を眺めながら歩く。二人は人間でトワは悪魔...普通なら相容れない存在だ...そんなトワが一緒にいれる資格があるのか...?やばい、思考がネガティブになっていくのを感じる...「トワちゃん、どうかしたの?」「え?」「トワちゃんの顔が浮かなかったからさ...もしかして楽しくなかった?」「っ!それだけは絶対にない!ただ...」「トワって二人と違って人間じゃないからさ...一緒にいていいのかなって」「え?そんなこと気にしてたの?」は?すいちゃんの素っ気ない態度に少しだけイラッと来る... こっちはこんなに真剣に悩んでるのに...「あはは...そうだよトワちゃん、そんなこと気にVTuber 神楽めあ コスプレ衣装しなくていいのに」突然、トワの手が温もりに包まれる。視線を下に落とすとあくたんの手がトワの手を包んでいた。「確かに種族は違うけどトワちゃんはトワちゃんだよ...他の誰でもない私たちの大切な友達だよ」優しく微笑むあくたん...そんな顔に胸がドキドキする。「あ!すいちゃんが言おうとしたのに!」あくたんにセリフを取られぷんすこ怒るすいちゃん、そんなすいちゃんから楽しそうに逃げるあくたん。はぁ...やっぱりトワはダメダメだなぁ...「すいちゃん、あくたん」「「?」」「また三人で遊ぼうね」トワがそう言うと二人は嬉しそうな顔をしてトワに抱きついてくる。ほんと...二人ともトワのこと好きすぎ。
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