ま、特異点だし痕跡を辿ればすぐ見つかるでしょ

 「うわぁ、バーチャル 甲斐 田晴 コスプレ衣装これはいかにも怪しげなゲートですなぁ...」「もう一回確認するが、二人とも協力してくれるんだな。アースストーンの件はERRORが絡んでいるかもしれないが」「うん、大丈夫!本当はルクちゃんやイリスちゃんに確認や報告をしたいところだけど、見るだけならすぐに終わりそうだし」二人はとても緊張している。「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。気をつけることは、着いたら一回余から離れないことだけだよ」二人は頷く。決意は決まっているようだ。「それじゃあ、行くぞー!」まずはあやめが飛び込む。それに次いでフブキ、ミオが合図をとり一斉に飛び込んだ。現世の門はそこで閉じた。これは、ある世界の物語。その世界では魔力や妖力、その他超科学が存在する世界。その世界のは人だけでなく獣人や、魔族、天使などが住む世界。そしてその世界では戦争という記憶が語り継がれる世界。ERRORの出現、それによって訪れる未来は神のみぞ知る。歪んだモノはすべてを変えてしまう。今このとき世界で何か大きなモノが動き出していることをフブキ一行はまだ知らない。そしてそれが後に15年前と同じ、否、それ以上の規模の出来事を引き起こすことも。それがもたらすのは希望か、絶望か。運命の歯車は既に動き出していた。魔界に着くのは一秒にも満たなかった。そこで感じるものは魔力。恐る恐る目を開ける。目に映ったのは、先に到着したあやめの背中と紅く輝く魔界だった。「あ〜あ。せっかく大陸から渡ってきたっていうのに、反応消えちゃったよ。"あの人"が言うにはここにいる人数が一番少ないって言うのに」バーチャル 不破 湊 コスプレ衣装「まぁまぁ、前からここに来たいって言ってたじゃん」まだ活気が残る都には人の影が二つ。服装からしてヤマトの住人ではない。「ま、特異点だし痕跡を辿ればすぐ見つかるでしょ」「じゃあ、ヤマトに来たついでに満喫する?"ねねちゃん"」ねねと呼ばれたその少女は笑う。「そうしよー!でもそっちは何かここに来たい!っていうのは無かったの?わためぇ」わためと呼ばれた羊の獣人の少女は言う。「わためは吟遊詩人だし、旅の途中ってことだよ。旅なんだから満喫しても、わためは悪くないよねぇ」「よーし!そうと決まれば色々回るぞー!まずは、食べ物もいいなぁ、それともぉ」「本来の目的は忘れないでね」そうして二人は夜のヤマトを歩いて行った。わための手には何かの機械が握られていた。


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