まさか政府ですら管理していないとは思えませんでしたし

 フードバーチャル 壱百満天原 コスプレ衣装「……」謎の男「三人とも、落ち着いてください…彼の相手は君たちには務まりませんからね…」筋肉「ぁあん！てめぇ、支部長だからって調子乗んじゃねぇぞ！」仲間内で言い争いを始める。それよりも、スーツの男は支部長だと筋骨隆々の男が言った。榊さんが強いとは言えリターンの支部長クラス、逸脱者に匹敵するレベルの実力者。負けるのではと思ってしまった。本当は思いたくなかった。負けてほしくなかった。榊「もう、お喋りはいいか？」支部長「えぇ、大丈夫ですよ？榊一也君？」榊「やはり、俺の名前を知っているか…クライス第八支部長さん？」クライス「はい、あなたの情報を入手するのに手間はかかりましたよ、本当に。なにせ、政府に完全秘匿されている『逸脱者』でしたからね…」その他「「「「！？」」」」今、クライスと名乗る男は逸脱者と言った。そう、榊さんをだ。その事実にこの場にいるほとんどの人間は驚く。榊「でも、俺の実力はわかっていないようだな？」クライス「まさか政府ですら管理していないとは思えませんでしたし…」榊「君達、自分で魔法を使って防御壁を作ってくれ。出来るだけそっちにはいかないよう処理するから」ラミィ「あ、あの！」この緊迫した空気の中勇気をだして声を出したが、それは彼には聞こえておらずそのまま戦いに出て行った。後ろから手を置かれる。ぼたんの手だ。ぼたん「心配なのはわかるがここは榊さんに任せよう…アタシたちは榊さんに言われた通りに零れた奴らを始末するんだ」その言葉を聞きながら榊さんの方を見る。しかし、そこから展開される戦い方はまるで自身の心配がいい意味で打ち砕かれる物だった。保護いた子達に一応指示は出した。これである程度は動ける。筋肉「おいおい！そんな無視していいのか？」後ろからバーチャル 魔界ノりりむ コスプレ衣装図太い声が聞こえる。が、しかし、それは榊にとっては無意味なものだった。すかさず後ろに反る形で攻撃を回避し、軽く殴りを入れる。意外と筋肉が固くあまり拳がめり込まなかった。筋肉「ぐぅっ！」ダメージはしっかりと入っており、まぁまぁな反応を見せる。追撃するかのように構成員が一気に魔法、銃その他諸々。本人達が持てる手段をすべて使って攻撃してくるが…