桃鈴が心配そうな表情で尾丸の手を握ると、そちらに顔を向ける

獅白がバーチャル 甲斐 田晴 コス衣装何かを言おうとしたその時だ。これまで見せなかった様な鋭い、ともすれば苛立った様な表情で尾丸が口を開いた。「〖特機が動いた」「え…?」「”厄災”討伐に特機が動いたんだよ」「嘘、でしょ」「本当だよ。ポルカだって信じたくは無かった。けど事実だ。れっきとしたな」「…すまん、特機って何だ?」その言葉に尾丸がこちら向く。そして軽く溜息をつくと、話を中断し特機について語り始めた。「…特機ってのは【帝国】に新設された部隊だ。正式名称は特別機動部隊。統括責任者を除き、メンバーは全員〈獣人〉で〈異能者〉だ」「また帝国か…強いのか?」「かなり。噂じゃ王国の騎士団1つに相当するとからしいよ」「騎士団…!?も…もしかして、ねね達その人達とも戦う…?」「状況次第じゃ有り得る」「…尾丸。1つ聞かせてくれ」「何だ?」「何をそんなに焦ってる?」「別に焦って……いや、そうだな。私は焦ってるのかもしれない」桃鈴が心配そうな表情で尾丸の手を握ると、そちらに顔を向ける。「ねね…」「今のおまるん。おまるんらしくないよぉ。なんか、怖い…」バーチャル 魔界ノりりむ コス衣装「…ごめん。…ハハ、ねねに心配されるなんて世話ねぇな」「おまるん…」苦笑を浮かべる尾丸。それを他の2人が心配そうな表情で尾丸を見ていた。「尾丸。特機が動いて、尾丸達がマズイ理由ってなんだ?」「理由…うーん。本当は参加表明を聞いてからにしたかったんだが…」苦笑を引っ込め真剣な顔付きに戻すと、こちらをじっと見つめる。

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