ミオバーチャル 剣持 刀也 コス衣装「そこでこれを使おうよ」ミオはそう言ってポケットから一つの薬を取り出した。取り出した薬は、分離薬であった。フブキ「分離薬•••黒ちゃんに任せるの?」黒ちゃんには10秒ほど耐えてもらえれば良いだけだけど•••黒ちゃんにあいつの能力に対する抵抗力があるの•••?ちょっと不安だけど、これしか勝つ方法はないよね•••フブキ「分かった、黒ちゃん、お願い!」フブキはミオの手から分離薬を取って一気に飲むと、フブキの体からフブキを取り囲むようにして煙が出てきた。やがてその煙が収まると、そこには白上フブキと黒上フブキの2人のフブキがいた。蓮也「なんだなんだぁ?2人でダメだったから3人か?そんなことしても無駄なんだよ!」蓮也はフブキに向かって襲いかかるが、それを黒が止める。フブキ(黒)「3人でなんてやらねぇよ。お前を倒すために私1人で戦う!」蓮也「ほお〜。2人でダメなのに1人で行けると思ってんのか?」フブキ(黒)「だったらなんで私と斬り合いしてんだ?さっきまでなら何もしてなかったろ?」蓮也(っち!痛いところをついてきやがる…うぜぇ…)先ほどまで何もせずに立っていた蓮也だったが、黒に変わった時から剣を持ち戦っている。そして、その戦いは壮絶なものであった。黒が蓮也を斬ろうとすれば蓮也の持つ剣に弾かれ、逆に蓮也がバーチャル 不破 湊 コス衣装黒を斬ろうとすれば黒がそれを弾く。その繰り返しをするたびに剣の速度は上がり、今や剣を振ると言う動作すら見えないほどに早くなっていた。キンッ!(剣同士がぶつかり合う音)フブキ(黒)「•••••••」蓮也「••••••」この2人の剣の腕は、本来であれば互角にはならない。この2人を互角たらしめている理由。それは蓮也が薬を飲んでいたことにあった。しかしその薬は剣の“腕”を高めるだけだった。
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