人と妖の間にいる利久が始皇帝を倒し、理想の世界を築いていく

 利久バーチャル 甲斐 田晴 コスプレ衣装は思いだされる昔のことを――。妖怪。怖い顔をしたうちの……妖怪たち。率いているのは利久らしき姿――。そう。いつか、利久が百鬼を率いる日がくる……利久の血筋はぬらりひょん。ぬらりひょんは妖怪の総大将。利久は2分の1が妖怪で家は妖怪だらけだけど、学校に行けば、友人がいっぱいいる。彼はどちらの世界も大好きな少年だ。この2つの世界を壊したくない、と思っていた。しかし、妖怪の世界に触れていく度に、それを許さず、世を妖怪で溢れさそうとする奴もいることを知った。故に利久が人と妖の共存を守るために彼が主となり百鬼夜行を率いる。人と妖の間にいる利久が始皇帝を倒し、理想の世界を築いていく。利久たちが不可視の階段を駆け上がってる最中、空に異変が起きる。「?」『!?』「なんだ、こりゃ……」「惑星!?」一同が目にするは宇宙の星々。地球全土の空で宇宙の星々が見える。「ふむ。なかなか、面白き術であるな、晴明よ」居城のテラスに立つ始皇帝。彼は空の星々を眺める。同様にテラスから覗く扶蘇。彼は圧巻の言葉を吐く。「いよいよ、なのですね。父君よ」（再び、この世の主となる……ために……）バーチャル 健屋花那 コスプレ衣装始皇帝がなそうとする術は『天文操作』。この術はかの安倍晴明が使用した術である。星の地軸を少し動かしただけで、地球全土に過剰ともいえる重力がのしかかってくる。奴良本家にいる深雪たちですら、異様ともいえる過剰ともいえる重力に身体が重く感じてしまった。「な…なに、これ!?」「身体が…重い…」「潰れそう……」重くのしかかる重力に身体が思うように動けずにいた。星の地軸を少し動かした始皇帝。「ふむ……よく見える。星の動きとは……如何様なものなのだな……」彼は空から見える星を眺め、観察し、少々、星の位置をずらした。過剰ともいえる重力がのしかかってくる銀華たち。「これが……安倍晴明が使用したとされる術……『天文操作』か」