その瞬間私は違和感の正体に気づいたんだ

 (なんVTuber 本間 ひまわり コスプレ衣装だろこの違和感、何か忘れてるような……あっ、夏休みもう今日入れて2日しかないじゃん)寂しい気持ちになりながらも今度こそ違和感の正体に気づいたと思った。しかしまだもやもやはまだ晴れない。(……考えてもしょうがないか、暇だし学校の準備しとこ)私は一学期の最後から中身が変わってないバッグを整理しようとする。逆さまにしてどさどさと一気になだれ落ちる教科書や宿題たち。その瞬間私は違和感の正体に気づいたんだ。「宿題やってねぇぇぇぇ!!!!!!!!」私は急いでグループチャットに招集をかけた。(打てる)応援の声が響くグラウンド、私は持ち前の運動神経からソフトボール部の助っ人を頼まれていた。珍しいことじゃない、中学の時から色んな部活の助っ人をしていた。けどやっぱりそればっかりしてきた訳じゃないから緊張は人一倍してたし結果が出ない時もあった。相手がボールを投げる、目をそらすことなくしっかり追う、芯で当てる!(あぁ、これめっちゃ気持ちいい)応援が歓声に変わる。逆転サヨナラホームランだ。その後は小走りでホームを一周してメンバーとハイタッチ、その後挨拶をしてミーティングだ。「ほんとにありがとう!スバルちゃん!」口々に言われると照れる。「いや、気にしなくていいっすよ、まぐれっすよ」「いやあれはスバルちゃんのVtuber 甲斐田晴 制服 コスプレ衣装実力だね!どう?本気でソフトボール部に……」「はいはい!話はあとで!スバルちゃん、この後打ち上げどう?ウチとしては是非ヒーローには来て欲しいんだけど」「あぁ、この後は実は用事があって……」私はグループチャットの内容を思い出し苦笑いする。「そっかぁ、残念。じゃあまた今度!絶対お礼させてね!」「気にしなくていいっすよ、じゃスバルは先に帰りますね」そう言って荷物を持ち控え室を出る、メンバーのまたねーという声を背にバカの顔を思い出してため息を吐くのだった

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