「僕ホロライブ 常闇トワ コスプレ衣装としては、できればここのコボルト達の機嫌は取っておきたいんだ」ここのコボルトは人間の味方もしているという話だ、確かに機嫌を損ねて人間の不利益になる可能性もある。「でも決めるのは確かに君達だ、無理強いはできない」「……でも、俺が行くべきだと思います」船長の心配も分かるが、今回ばかりは俺に責任がある。俺の記憶を取り戻す手がかりになる可能性もある。俺の表情を見て、船長が溜息をつく。「すみません、マリンさ……いづっ!?左腕に鋭い痛みが走った。横を見るとやれやれと言った表情のルシアが俺の腕から指を放していた、抓られたようだ。「今回のお仕置きの前払いなのです」乾いた笑いが出た。「マリン、今回はルシアも一緒についていくのです」その間の留守は任せる、とルシアは付け足した。「ルシアまで……まぁ、無理はしないでね」俺には反対するけどルシアには甘いのか、それとも俺が信用されてないだけか。まぁ……度々心配をかけてる立場で言えたものじゃあない。「じゃあ決まりかな」ミヤビさんは納得した笑顔で頷く。「先に降りておくから、準備が来たら降りてきてくれるかい」そう言いながら船室を出ていく。扉が閉まり、数秒の沈黙が部屋に響いた。「あんたマゾなの?」アクアが俺にジト目を送ってくる。「そうかもしれないのです」次いで、ルシアが。「まぁ、人の趣味はそれぞれだからね」と、最後にマリンさんが頬杖を突きながらつぶやいた。「……すみません」なんか俺もそんな気がしてきた。机に両手をついて項垂れると、それまで一言も発さなかったグラが、ホロライブ さくらみこ コスプレ衣装ぽんぽんと頭を叩いてきた。俺の口からまた乾いた笑いがこぼれた。山脈の中に掘られた、薄暗い洞穴。両側の壁には松明がかけられていて、それが奥まで続いている。そんな洞窟の中を、コボルト達に前後を挟まれる形で歩いている。ミヤビさん、俺、ルシアの順で並んでいた。「かつて鉱山だった名残もあるね、所々に道具が落ちてる」ミヤビさんが周囲を見ながら教えてくれる。マイペースなものだ。これだけの胆力が無いと冒険者になれないのかもしれないと少し感心する。そういえば、出会ってからずっと飄々とした表情だけど、この人も怒ったり慌てたりとかするのだろうか。
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