相棒のプロセカ 小豆沢こはね コスプレ衣装 口から出ると思えなかった一言に、あまり表情が出ない青柳冬弥でさえ、驚きを隠せずにしっかりと顔に出た。そのうえで”聞こえなかった”と返すが、さっきと変わらなぬ体勢――うつ伏せのまま両腕をだらんと下げた状態――で、東雲彰人は同じセリフを繰り返した。”これは相当だな……”。小さく呟いた冬弥は、眉間に皺を寄せて、考え込むように顎に手を添えてみせる。最近のこはねは、確かに多忙を極めていたように思う。元より、宮益坂女学院と言う偏差値も高いような学校に通っている彼女だが、夏休みも終えて通常登校に切り替わったのを皮切りに忙しなさが一気に加速した。学校側がさらに生徒の成績向上を目指しているらしく、その影響で授業に定期試験、小テストに加えて学内行事等、必要以上にタスクを抱え込んでしまったのだ。この状態で今まで通り歌の練習にイベントとなれば、こはねが限界を超えることは目に見えている。成績を大幅に下げて両親に心配をかけたくないという彼女の意向も含め、定期試験が終わるまではイベントに出ることは控えるように決まった。 ――しかし、話はここで終わらない。「……助っ人とバイト、入れんじゃなかった」「それ以前に、俺たちだけでイベントに出なくても……」「いや、そこの妥協はできねえだろ。オレもしたくねえし、最悪したとしてもこはねが怒る――あいつはそういうやつだからな」彰人は眉を下げながらも、少しだけ嬉しそうに笑った。彼女の事を話す彰人は、彰人自身もいつもよりは予定が詰め込まれていた。上手い具合に予定が空き、サッカーの助っ人が祝日に入っていたり、それがなかったらバイトだったりと、彼女に合わせる事も難しい状況にある。こはねがイベントに出ない分、プロセカ 白石杏 コスプレ衣装4人での練習時間は極端に減り、彼女は勉強の合間を縫って個人練習をしていた。いつもの練習場所にも、このカフェにも顔を出すことは少ない。お互い会おうにも必ずどちらかが予定入ってしまいすれ違う――こんな日々が、もう二週間くらい経とうとしていた。「連絡くらいは、出来ているのか」「……1日に二、三件。オレの返事が遅くなる時もある」「そうか、それなら電話も……」
コメント
コメントを投稿