トレーナー室に悲壮な空気が漂う中、俯き加減で座っているスペシャルウィークに腕を組み見下ろしているトレーナー。
彼女の前には今期の中間テストが並べられているが、目を覆いたくなるような点数がずらりとそろい踏みだ。言ってしまうのなら全て赤点。勝負服 スペシャルウィーク コスプレ衣装

「ウマ娘は走ることが第一だとはいえ、流石にこれは看過できないぞ。全部赤点で補修必須とか……」
「ううぅ、ち、ちゃんと勉強はしていたんです! してはいたんですが、いざテストになると全然分からなくて……」
耳もしっぽもしょんぼりと垂れて、かなりへこんでいる様子だ。一教科くらいなら今まで通りトレーニングしながらも勉強も続けていくことは出来た。
だがこれは流石にレースや練習に時間を割くことは出来ない。たづなさんからも補修で合格を得られるまでトレーニングの中止を言いつけられてしまってもいる。
「とりあえず、今日のトレーニングは無し! ジャージから着替えて教科書とノート持ってきて。みっちり教えてあげるから」
「えぇぇ~! い、一周くらい軽くランニングとかは……はい、分かりましたからそんな目で見ないでください……」
「失礼します。トレーナーさん、スペちゃん見ませんでしたか……。あぁ、勉強中でしたか」
スズカとグラスがスペを探してトレーナー室にやって来たところ、ひぃひぃ言いつつ頭から煙を出しかねない状態で必死に問題集を解いている彼女を見つけた。ウマ娘 トウカイテイオー コスプレ衣装
「あぁ、ごめんな二人とも。しばらくは練習に付き合えないんだ」
「いえ、レースも大事ですが勉強も疎かには出来ませんから。で、スペちゃんはどこが分からないの?」
「……ほぼ全部ですぅ」
椅子を持ってきたグラスとスズカに挟まれるように中央にスペが収まる。教科書からどこら辺が分からないのかを聞いて二人がアドバイスを送るが、どうも上手く受け取れていない。
そこへトレーナーも彼女のちんぷんかんぷんなところがどこかを聞いた。
「スペはここが分からないんだな。とりあえず教科書のこのページ開いて」
「ふんふん……あぁ! つまりこういうことですね! 分かりました!!」
閃いたのか、詰まっていたところからすらすらと問題を解いていく。それを見て彼に視線を送る二人。
「凄いです。分かりやすくスペちゃんの分からない点をすぐに見抜いてしまうなんて」
「だいたいは基礎に立ち返ってみれば、そこから応用するようになるからね」
「あの、トレーナーさん。私も今日の授業でちょっと分からないところがありまして、よかったら教えていただけませんか?」
グラスもノートと教科書を取り出して、今日の授業の復習を始めてトレーナーに教えを乞いスズカも一緒に勉強を開始した。
スペも基礎を引き上げつつ、二人は更に応用力を上げていき図らずとも皆学力アップが捗った。勝負服 マヤノトップガン コスプレ衣装
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