「む、小豆沢ではないか!」
ビュウッと吹き込んだ秋風と共に突如聞こえてきた声に振り返ると、見慣れた金色が目に入った。Flight Kid 小豆沢こはね コスプレ衣装
「あ、司さん! おはようございます」
「ああ、おはよう!まさかこんな所で会うとはな!」
「偶然ですね。いつもはこっちの道は使ってないんですけど、今日はたまたま……」
今日はたまたま家を出るのが何時もより早かった為、いつもは使わない道を使っていた。
「なるほど、そうなのか」
「司さんは、いつもこの道を使ってるんですか?」
「うむ。こっちの道は大通りに出ない分人通りが少なくてな。カッコいいポーズの練習や、ショーの台本を練りながら登校するのに丁度いいんだ」
「わぁ、ワンダショのあの素敵なショーは、この道から出来てたんですね」
「そうだな! 今度のショーの台本もこの道で考えたんだ。素晴らしいショーになるから、是非見に来るといい!」 2.5周年記念 Magic Academy of Sekai(レディース) 初音ミク コスプレ衣装
「はい、楽しみにしてますね!」
そんな取り留めのない会話をしながらもミクデミーへと足を進める。時折吹き込んでくる秋風に首を竦めながら司さんは少し溜息を吐いた。
「にしても、すっかり冷え込んできたな」
「もう10月も終わりですもんね」
「そうだな。……あいつもしっかりと防寒してるいいんだが……」
らしからぬ声量の小ささで、司さんはボソッと呟いた
「……?司さん?」
「ああ、なんでもない。ただ……」
「あ、司くんと小豆沢さん」
司さんの言葉を遮るように、前方から声が聞こえた。そちらに視線を向けるとこれまた見慣れた紫色。 2.5周年記念 Magic Academy of Sekai(レディース) 鏡音リン コスプレ衣装
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