時刻は15時30分。私はいつもこの時を心から楽しみにしています。
「早くトレーナーさんに会いたいです…♪」 ウマ娘 メジロアルダン コスプレ衣装
私はいつも早くトレーナーさんに会う為に普段より早めのペースで歩き、彼が待つ部屋へと向かいます。
「トレーナーさん、私です。失礼しますね。」
はやる気持ちを抑えきれずにトレーナーさんの返事を待たずに部屋の中へと入っていきます。
トレーナー「お、アルダンか。今日も相変わらず早いね。」
そこには当然ながらトレーナーさんが居て、笑顔で私を迎えてくれます。
「ふふふ、そうでしょうか?早くトレーナーさんに会いたくて気持ちがはやってしまったのかもしれません。」ウマ娘 ゼンノロブロイ コスプレ衣装
私はニコニコと笑うトレーナーさんが大好きです。ですが、彼は他の人とは少し変わっている所があるのです…。
「ははは、そんなに早くトレーニングがしたかったのか?精が出てるね~。」
そう、トレーナーさんはあまりにも鈍感過ぎるのです。私がいくら遠回しに愛の言葉を囁こうとも、彼に届く事はありません。
「…ふふ、そうですね。私としたことが…いけませんね、明日からは気を付けます。」
こうして私達は共に笑い合います。この瞬間が、何にも代え難い幸せの時間なんです。
「ですが今日はトレーニングではなく、少し遠くまでお散歩をしに行きませんか、トレーナーさん。」
確かにトレーナーさんは鈍感です。それでもトレーナーさんは私の事を一番に考え、大切にしてくれています。元々傷の付きやすいこの身体の事です。きっと他のトレーナーさん達の何倍も私の身体を気遣ってくれています。そんな人を、一体どうして好きにならないなんて事があるのでしょう。
「お散歩…?まぁレースは引退してるし、正直これ以上毎日トレーニングさせても危ないからね…。よし来た。それでどこか行きたい場所があるの?」
「はい。私にとって…とっても大切な場所へ行きたいのですが…良いでしょうか…?」
私は上目遣いでトレーナーさんを見つめます。こうすればトレーナーさんは簡単にNOと言う事ができないのを知っているからです。
ふふふ、ズルいですね…私は。新衣装 イナリワン コスプレ衣装
「勿論良いよ。アルダンが行きたい場所なら、僕は必ずどこにだって連れて行くよ。」
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