「よし準備できた」 プロセカ 宵崎奏 コスプレ衣装
「じゃあ、奏から始めましょうか」
「うん! じゃあこれまわすね」
6月になって梅雨に入り、街には紫陽花が咲くようになったある日の夜。私たちは3人でひとつのボードを囲んでいた。
人生ゲーム。
お父さんに宣伝の曲の依頼をしたゲーム会社の方が、是非ご家族でと言って今日頂いたらしい。せっかくだからと、さっそく3人でやってみることにした。
「えい! くるくるくるくるくる……。これは?」
「3、だね。じゃあ奏、自分の車を3つ動かしてみようか」
もちろん奏は人生ゲームをすることが初めてなので、私とお父さんでサポートしながら進める。プロセカ 初音ミク コスプレ衣装
「えっと、いち、にい、さん!」
「マスは、『お年玉をたくさんもらった。$2000もらう』か」
「はい、$2000。どうぞ奏」
「やったあ!」
「じゃあ次は私の番。何が出るかなあ……」
かくいう私も人生ゲームをするのは学生の時以来で、久しぶり。ルーレットを回す感覚がなんとも懐かしい。
「あっ! おかあさんもわたしとおんなじ3だね!」
「あら、ほんとうね」
目を細めて笑う奏が何とも愛おしい。この時間がとても幸せに感じる。
「じゃあつぎはおとうさん!」
「よし、じゃあ回すぞ。……お父さんは2だ。2は……」
「あら、『おじいちゃんの壺を割ってしまう。$3000支払う』ですって」
「あぁ。支払いか……」
「おとうさんのおかね、へっちゃうの?」
「そうだよ。でもまだ大丈夫」
「そっか! よかったあ。じゃあつぎは、わたしだね」プロセカ 星乃一歌 コスプレ衣装
マスを少しずつ進め、おかねも増えて減って、時間は過ぎていった。
コメント
コメントを投稿