トレセン学園の放課後。
夕暮れが辺りを包もうとする中、二人のウマ娘が芝コースを走っていた。
「ふぅ……とっても気持ちいい……」勝負服 サイレンススズカ コスプレ衣装
「まったく、本当に走るのが好きな奴だ。私も好きな方ではあるがスズカには勝てんな」
はぁはぁ……
くるくるとサイレンススズカが左回りでその場を歩き、エアグルーヴは深く呼吸を行うと二人の荒い息遣いが少しづつ落ち着いていく。
「うふふ……だってとってもいい景色なんだもの。誰もいない私だけの景色」
「ふん、その内私の背中を見せてやるからな」
「ふふっ、まだまだエアグルーヴには邪魔させないわ」
「むぅ……」
自身の力不足を把握しているエアグルーヴは不機嫌そうに頬を膨らませる。
だがそれも一瞬のこと、すぐに表情を緩ませた。
「……少しアドバイスを求めていいだろうか?スズカの走る姿は美しいからな」
「そう言われると少し照れてしまうけど……構わないわ」
「そうか。ならしっかりと、見ていてくれ!」
照れたように笑うサイレンススズカの前でエアグルーヴは勢いよく駆け出した。
ダッダッダッ!
エアグルーヴが足を踏み出すごとに美しい黒髪がたなびいてく。
しかし無意識に動くものはそれだけではない。
ぽよんぽよん。勝負服 マルゼンスキー コスプレ衣装
ぷるんぷるん。
たわわな胸も大きく揺れ動いていた。
「……」
サイレンススズカはその動きに視線を向けた後、自身の胸に目を落とす。
すとーーーーーーん。
するとそこには広大な草原があった。
「うぅ……」
自身のスタイルに哀しみを覚えたのか、今度はスズカの表情が曇ってしまう。
「ふぅ……どうだっただろうか?」
だが、そんな事情を知らないエアグルーヴは笑顔で近づいていく。
むすぅ……
「な、なんだ?何か悪いところでもあったのか?」
スズカの不機嫌な様子を見たエアグルーヴは戸惑いを隠せないでいる。
「……少しお肉がつき過ぎじゃないの?もっと身体を絞らないと」
「うっ……そ、そんなについているか?スタイル維持には気を使っているのだが……」
「ええ……こんなにも無駄なお肉が!」
むにゅぅ!
「にゃっ!?にゃにを!?」
スズカは思いっきり両手を伸ばすと、たわわな胸を思いっきり掴んだ。
それに対してエアグルーヴは顔を真っ赤にし、胸を抑えながら後ずさった。
「な、なんていう重みなの……」
自身には無い圧倒的な肉感に、スズカは呆然としながら両手をわきわきと動かす。
「それになぜかしら?癖になるような感触が……」
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